首都圏にお住いの方から、地方の田舎にある実家を継いだのだけれど、



売却に出しているけれどもなかなか売れないのですが。。といったご相談がありました。



ある芸能人の方にもいらっしゃいましたが、

ご両親がお住まいになっていた、しかも思い入れのある実家だとなおさら、

売却しないで管理・維持し続ける事も出来なくはないのですが、



体力的・金銭的・精神的にも結構大変なのは明らかですね。



こちらのご相談者さまは、そのような事を考慮して総合的に売却を決めたそうです。



しかしながら、売却依頼をしてかなりの時間が経過したようで、

一向に売れる様子が無いようだとの事です。




地元の不動産業者に専任媒介でお願いしたようですが、

一度買取業者にもあたったようで、その際かなり安い金額提示だったそうです。



その時は丁寧にお断りをし、それ以降具体的なお話しがないとの事でした。








私たち不動産業者の見解として考えてみましょう。



1.具体的な販売活動ができていない

※これは、その業者が、遠方のお客様を探す事が出来ていない可能性があります。

田舎の小さな不動産業者では、もしかしたら店頭にチラシを掲示していたりしているだけの可能性すらあります。





2.そもそも価格設定が間違っている
※地方のエリアでは、事例が少なく、相場が読みにくい傾向もございます。また、ご相談者様の思い入れが大きいが故、相場から逸脱した金額で売却を依頼している可能性もございます。



3.というか、販売活動していない

※地方の田舎物件ですと、取引価格が低額になりますので、営業成績重視の不動産業者ですと費用対効果の観点からどうしても高額な取引や、すぐお金になる取引を優先してしまう事もわからなくはないです。不動産流通機構(不動産業者間のみの物件データーベース)に登録だけして、そのまま放置してしまっている可能性すらあります。








以上、可能性を考えてみました。


おそらく、その業者もきちんと物件の事は調べていると思いますが、念のため市街化調整区域などでは分家住宅など、再建築が著しく困難な物件の可能性もございます。




上記でも書きましたが、田舎の物件で取引価格が低いと不動産会社の報酬も低い割に労力がかかるのが現実です。ですので、一般媒介だと、どの不動産会社からも放置されてしまう可能性もあります。


ですので、地元に詳しく、親身になってくれる不動産会社に専任を切り替えられるのが良いと思います。


以上、思ったことをお伝えしました。




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