昨日のテレビに
禁欲の檻 というワードが出ていました
マックスウェーバー という社会学者が生み出した言葉です
その後、 そのワードを 1日かけて考えていました
なぜなら、 そのワード、禁欲というワードが とても聴き苦しかったからです
「 禁欲? そうじゃなくて モラル、や倫理 という一線では無いのか? 」
禁欲の檻 とは 社会学者のワードであるため 生欲を抑えるとか 物欲を抑える とかではありません
資本主義が とても高く発展していき 皆が潤うと 禁欲という檻から
幾人もの人が脱出する という表現でした
お金持ちになって そのお金で 欲しいものが 全て手に入ったら
大変なことになります
きっと この世から 動物が乱獲されて 毛皮 剥製 漢方薬 ペット
トロフィーハンター が起こり
緑の自然は 木々が薙ぎ倒されて一面のショッピングモールなどになる
暴食の始まりです 強欲の始まりです
そして 怠惰の始まりでもあり
誰よりも豊かでいたいという嫉妬や傲慢
それらが 各地でクラスターとして爆発していくのだろうな
私は 禁欲というワードは好ましくは思わないけれど
モラルや倫理や思い遣り お陰様 の感情こそが
他者を大切にしたり あるもので満足する、 与えられた環境で発展してみる
1を全として 全を1とする
マックスウェーバーが 言い放った禁欲とは 人らしい美しい生き方であると 思うのです
人らしい生き方(禁欲)の人口が大半となると
自然は保護される
動植物も保護される
無駄を省く つまり 自然環境に優しいライフスタイルを維持することになるのだろうな
マックスウェーバー
彼は プロテスタント であるため キリスト教的な思想であります
宗教者であるから
彼の 社会学者としての 発言は 宗教学者 としての発言がぴったりなのかもしれない
欲しいものがなんでも手に入るライフスタイルになったら キリスト教信者はキリスト教の檻から どんどん脱出するのだろうな
しかし、
日本人とは
大体が、 飽和する生活に 危機感を抱く人種である と信じていたいです。