4月に中学校に進学を控えた野球少年がいらっしゃいました。
初めてのご来院でしたが、右肩の重だるい、腰がバットを振ると痛い、走り込みをすると両膝が痛いということでご来院となりました。
まずは身体が硬いということで簡単な柔軟性のチェック。
立位体前屈をするとマイナス30cmといったところでしょうか…かなりのカチカチ具合です。
足の長さも左右差があり、柔軟性や筋バランスが崩れているという評価でいろんなところに不具合が出ているようでした。
治療による痛みの除去も大事なのですが、ただ単に痛みをなくしたところでアンバランスは残ってしまいます。
根本的な部分でアンバランスを調整することで身体は改善していきます。
日々の生活の中で続けてもらえるようなトレーニングを伝えました。
①肩のインナーマッスルのトレーニング
②腹筋・背筋
③ブリッヂング
さらに日頃スクワットを自分でやっているということでフォームチェックもいたしました。
筋肉が硬い分、しっかりとしたスクワットはできにくかったのですが、足の幅、つま先の向き、上半身の位置、頭の位置、しゃがむ際の重心のポイントと膝の位置などをちょこっと修正しただけでスクワットの醍醐味である刺激を入れたい筋肉にしっかりと刺激が入るようになりました。
次回は月末くらいにご予約をいただきます。
トレーニングも継続が一番の効果になります。
成長期の選手は身長の伸び率と相談の上でトレーニングをしないとケガのリスクは高まります。
そういった部分も評価しながら安心して、トレーニングをすることでパフォーマンスも向上していきます。
春に進学や進級を控えた選手は春の試合に向けて、夏の大会に向けて準備をしませんか?