元「あいのり」出演者「おまみ」こと
アーティスト前田真実(まえだまみ)

ブログです宝石白

今は、アーティストとして

海外での展覧会を中心に絵を描いたり

シンガーソングライターをしています

 

 

また、東京世田谷に構える

夫のフレンチレストラン

【松陰神社前ゴンアルブル】

お手伝いもしています


7歳の女の子のママです🌷

 

昨日、お迎えに行くと

なんと教室で給食を食べ

帰りの会までいられたとのこと

手にはクラスのお友達から貰った

沢山のお手紙を持っていましたニコニコ


昨日の記事



学校に行った時

たまたま保健室の先生が対応中だったため

副校長先生が気を利かせて下さり

「前田さん、ちょうどよかった!

副校長先生のお手伝いをしてくれる?」

と引き受けて下さいました


あら、いいじゃない!

よろしくお願いしますとお任せすることに


この時の娘の表情が

あまり明るくなかったのが気になったのですが


帰り道話を聞くと

「手伝ってくれてありがとう」と

先生から頭をぽんぽんと

撫でられたのが嬉しかった

と言っていました



担任の先生からは

給食も増やして食べられたんだよね?

美味しかったねとお話しが



そんな訳で一歩前進
よかったよかったニコニコ
なんて思っていたのですが…

夜寝る前に娘と話をして
大人が全然理解していない
娘の大変さを思い知ったのです



娘が話してくれた

娘目線での1日はこうです



一年生になったつもりで

よかったら

一緒に体験してみて下さい




今日も学校に行く

本当は、学校なんて行きたくない

なぜなら私にとって学校は

沢山の不安と緊張を伴う場所だからだ

でも、ママが大変になるから

最近は私も頑張って給食だけでも

食べに行くことにしてる


朝から頑張って

オンライン授業も受けていて

学校に着く頃にはくたくただ


学校に行く時

先生がランドセルを持ってきてねって言ってた

カバンでもいいっていわれたけど

ランドセルを背負っていなかったら

周りの子から指摘されるかもしれない


(娘にとってランドセルは、

精神的にも肉体的にも重く

本当は腰の傷に当たって痛い)




保健室は先生が優しくて

少しだけ安心して過ごせる場所だけれど

奥の扉が閉まるちいさな部屋で

ひとりぼっちでごはんを食べるのは

味気なくてさみしい

おいしいねって笑いながら食べられたらいいのに

教室でもコロナだから

それはできない



先生は放送のお仕事で出て行ってしまう

その間に地震が起きて

この棚の下敷きになってしまったらどうしよう



奥の押し入れから

お化けが出てくるかもしれない



他の子が保健室に来た時

見られたくないから

扉を閉めて置きたいけれど


もしものことがあったときや

ひとりではパニックになりそうで

開けておくべきかとても悩む



早く食べ終わってしまったら

ひとりぼっちで

何十分も棚の中の

先生の難しい本の背表紙を

眺めて過ごすしかない

その間もこれが倒れてきたらどうしようって

色々考えて不安になるのを

奥歯をぎゅっと噛み締めて

ずっと我慢してる



保健室の先生が教えてくれた

秘密の校舎裏でピクニックみたいに

給食を食べてみたい

けれど目の前に小川があるから

地震がきて津波が来たら怖い

それにもしもの時

大人が近くに居なくてどうなってしまうか不安だ

それにもし他の人に見られたら

ずるいって言われるだろうか



昼休みになると、担任の先生が

課題のプリントをもって来る

先生は最近少し変わってきたなって感じるけど

会うとまだやっぱり少し怖く感じる




正直言うと、もうこの時点でかなり疲れている

5時間目にやるプリントだけれど

やらなければいけない事は

早く終わらせないと落ち着かないから

昼休み中に終わらせる

学校に着いてから全然気の休まる時間がない

短い時間だけれど

いつも帰る頃にはくたくただ




今日は学校に着いたら保健室の先生がいない

副校長先生から仕事を頼まれたけれど

正直負担でやりたくなかった



でも、先生が好意で私に

提案をしてくれていることを理解しているし

大切な仕事を私にやらせてくれるのだから

きちんと責任感をもってこなさなきゃ

心にプレッシャーがかかる

やっとの思いで仕事を終えると

先生が喜んでくれた

褒められたり喜んでもらえてよかった

でも、すごく、疲れた



すぐに、給食の時間になった

配膳を取りに行く

教室は私にとってハードルがすごく高くて

近付くだけで心臓がどきどきする


でも、ママが喜ぶかな

あと、教室に入れたら

パパがおもちゃを買ってくれるって言ってたし

プレッシャーになるから

買わなくていいと言ったけど

正直あれはほしくて

今日は勇気を出して入ってみることにした


みんなが一斉にこちらを見ると

責められているように感じる

注目されるとみんなの目がささるみたいで

心臓が張り裂けそうだ

不安でトイレに行きたくなる

でもみんなががやがやトイレにいったり

している時には行けない

どうしたらいい?

そうだ、給食を増やしてもらう口実で席を立って

そのままお手洗いに行きたいと言えば

みんなとタイミングをずらしていける


本当は野菜を増やして欲しいといったのだけれど

聞こえなかったのかごはんを増やされてしまった

食べたくなかったけれど

その間にトイレに行ける


教室を出入りする時

みんながこちらを見るのも緊張する


私の席は教室の廊下側のはじっこで

本当のことを言うとおばけがきそうでこわい



すごく、緊張して疲れてるけれど

教室で、他の人がいる中でごはんを食べたら

少し安心だった

もしこの瞬間に災害や危険な事が起きても

大人が守ってくれるだろう


それに、増やしたごはんが

実は美味しかった


私の見える世界は

まるで小さなありから見える世界の様で

大人もまわりのことも

みんな大きく怖く迫ってくる様に感じる

いつも色んなことを考えていて疲れるし

不安で心がいっぱいなんだ


自分の心はまるで

ガラスみたいで

大切に扱ってもらえないと

壊れてしまいそうって感じてる


不安な気持ちや心臓が飛び出しそうな緊張を

奥歯をぎゅっと噛み締めているから

いつも耳の下の顎がいたいんだ…





聞いていて

周りの大人は

娘がこんなに色んなことを

色んな捉え方で徹底的に感じて

思いもよらないことにまで心配や思いを馳せ

フルパワーで過ごして疲弊していることに

気付かないだろうし

気付かないのも無理は無いと思った



同時に、娘の視点に立ってみたら

聞いているだけで疲れたし

毎日なんと大変な事をこなしていて

そんな中でも自分なりに

一歩ずつ踏み出しているのだろうと涙が出た

私や周りの大人の事さえ

気遣って行動しているのだ



一方で、お化けが怖いところや

思いがけず増やしたご飯が美味しかったことや

頭をぽんぽんされて、うれしかったところは

こどもらしいなと感じる



そして娘は、

比喩がとても上手で驚いた

娘の例えのおかげで

ありありと彼女の感じてる事を

体感する事が出来た

よくよく頑張っていて

本当にえらい




この後、私は娘に自分の思いを話す事になり

思いがけず娘から

すごいカウンセリングを受けてしまうのだけれも…




長くなったので

その話はまた別の機会にします










 

これまでの絵画展

 

ドイツGermeny Regen

 

「kunst aus Japan」

Galerie Kalina 
 

ダイヤモンド2020 「KÜNSTLER der GALERIE KALINA 2020」

「ギャラリーカリーナ2020年度アーティスト」選出
 

Profile
 
前田真実 Mami Maeda

1984 東京生まれ

 

 

【展覧会】Exhibition

2018「Artistes Du Monde in Cannes2018」

EXPOSITION INTERNATIONAL D’ART CONTEMPORAIN  

「国際現代美術展覧会」カンヌ、フランス

2019 「kunst aus Japan」GalerieKalina、レーゲン、ドイツ

2020 「kunst aus Japan」

Galerie Kalina  レーゲン、ドイツ

              「Family Love」

Grand Arbre 東京 日本

 

 

【受賞歴】Award history

2019 「KÜNSTLER der GALERIE KALINA 2019」

「ギャラリーカリーナ2019年度アーティスト」選出

2020 「KÜNSTLER der GALERIE KALINA 2020」

「ギャラリーカリーナ2020年度アーティスト」選出

 

【メディア】Media

2018 『Nice matin』新聞 フランス

2019 『Bayerwald-Bote』新聞 ドイツ
2020 『Coctel Art Magazine』インタビュー スペイン 

2021    『What's art 』掲載 ロシア←NEWキラキラ



【出版】Published
2007 「そるあなsolana」小説・描き下しイラスト春日出版

 



「あいのり」出演者「おまみ」こと
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6歳の女の子のママです黄色い花


趣味は心を整えるお掃除とヨガと瞑想 そして、、

母の自己満足シリーズ 手作りおままごと
おうちパーティー研究家
ゆるっとフランス語講座


などがあります


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