今日、うっかりお腹を空かせ過ぎてしまい
(私は、お腹が空きすぎてしまうと
ダメなので、いつも気を付けている)
久しぶりに低血糖で手が震え
頭がぼーっとして気を失いそうに
なってしまったのだけれど
ぎりぎりのところでごはんにありついた
お腹ぺこぺこでご飯を食べたとき
涙が出そうになる
ごはんが食べられるって本当に本当に
幸せなことなのだ
私は子供の頃に胃潰瘍を患い
絶食を体験した
点滴で栄養は賄われていたはずだけれど
小児科の病室で
他の子供たちが食事をするとき
いいにおいがしたり
みんなが楽しそうに
食事をする音を聞きながら
カーテンをしめてぎゅっと目を閉じ
その時間が過ぎるのをただ耐えた
食べられないことが
ひもじくて悲しくて情けなくて
悔しくて羨ましくて腹立たしくて
声を殺して泣いた
絶食があけ
久しぶりに口にした重湯と
具のない薄いスープを口にしたとき
なんとも言えない
泣き出したい気持ちになった
美味しい
美味しい
ありがたい
色んな感情が爆発した
子供ながらにその体験は衝撃で
それから私は食べ物に関して
全く好き嫌いが無くなった
イスラム教にはラマダンという儀式があり
ある期間は、日の出ている間
一切食事をしてはいけない
あの灼熱の中
厳格には自分の唾でさえ
飲んではいけないという
あいのり中に中東を旅して
現地の方から聞いたのだけれど
お金持ちも貧乏にんもみんなが
【食べられない】ということを経験することで
食べられないことが
どれだけ辛いことかを
身をもって経験し
食べられることへの感謝と
分け与える気持ちを
当たり前に忘れないようにする
という大切な物だと
教えてもらった
私は、日本でも
ラマダンがあれば
当たり前に分かち合える様になると思う
食べられるって本当にしあわせなことなのだ
当たり前にごはんが食べられる
あたたかくて、安全な家で眠れる
家族がいてともだちがいて
好きなことがあって
楽しみもあって
私って
最高に幸せな人生を生きてる!
心からそう思う
久しぶりにお腹がすきすぎて
そんなことを考えていました
これまでの絵画展
Germeny Regen
「kunst aus Japan」
2020 「KÜNSTLER der GALERIE KALINA 2020」
「ギャラリーカリーナ2020年度アーティスト」選出
1984 東京生まれ
【展覧会】Exhibition
2018「Artistes Du Monde in Cannes2018」
EXPOSITION INTERNATIONAL D’ART CONTEMPORAIN
「国際現代美術展覧会」カンヌ、フランス
2019 「kunst aus Japan」GalerieKalina、レーゲン、ドイツ
2020 「kunst aus Japan」
Galerie Kalina レーゲン、ドイツ
「Family Love」
Grand Arbre 東京 日本
【受賞歴】Award history
2019 「KÜNSTLER der GALERIE KALINA 2019」
「ギャラリーカリーナ2019年度アーティスト」選出
2020 「KÜNSTLER der GALERIE KALINA 2020」
「ギャラリーカリーナ2020年度アーティスト」選出
【メディア】Media
2018 『Nice matin』新聞 フランス
2019 『Bayerwald-Bote』新聞 ドイツ
2020 『Coctel Art Magazine』インタビュー スペイン
2021 『What's art 』掲載 ロシア←NEW
【出版】Published
2007 「そるあなsolana」小説・描き下しイラスト春日出版
うたのおねえさんやMC、ナレーションをしていました