娘と一緒にパラリンピックを見ているのだけれど
競技が終わった後
メダルを逃した選手が
悔しそうにしながらも
晴れ晴れとした笑顔でいることがとても心に残っていた
娘とも、どうして負けたのに
こういう表情でいるんだろうね
と不思議に思っていた
そんな中で、今日行われた
車椅子5000mに出場
銅メダルを獲得した
アメリカのタティアナマクファデン選手
初めてテレビで見た彼女は
筋肉隆々の上半身と
優しい笑顔が印象的だった
過去様々な競技で金メダルを獲得してきた彼女
金メダル常連の彼女が
銅メダル
けれど、試合後やはり
とても充実した笑顔で
金メダルを取った選手と写真撮影をしていた
彼女のことを
調べてみて
その理由が分かった
旧ソ連で二分脊椎症で生まれた彼女は
背中が裂けた状態でうまれたという
二分脊椎には様々な種類があるが
彼女の場合は背中が裂けた状態とあるので
開放性の二分脊椎だと推測され
その場合は通常生後４８時間以内（遅くとも72時間まで）に
修復手術が行われなければならない
しかし、当時のソ連では
障害を持った子供は生後21日間は
手術をしてはいけなかったそうで
彼女も生後３週間経ってから手術を受けた後
実母が養育を諦め、児童養護施設で6歳まで
十分な医療を受けずに育ってきた
そこでアメリカから施設を視察に来ていた
養母と出会い、彼女の人生は一変する
初めて車椅子に乗り
初めて青空を見て
見るもの全て
世界は美しいと彼女は感動したそうだ
アスリートとして育てようと思った訳ではなく
彼女が少しでも長く生きられる様にと
スポーツを薦めた母親
いつ命を落としてもおかしくなかった彼女にとって
目に見えるもの全てが美しいという
だから、金メダルは嬉しいけど
彼女にとって生きている事そのものが金メダルだという
彼女のインタビュー動画を見ながら
深く深く心を打つものがあった
生きていることがすでに金メダル
様々な障害か困難を乗り越えて
スポーツという手段を使って
夢や目標をもち
よりよく生きようとする
その姿勢がこれほどまでに心を打ち
魅力的に映る理由なのだと思った
このブログの表題にもした
「Yasama！ヤサマ！」とはロシアの言葉で
私はできる！という意味で
タティアナ選手のモットーだそうだ
今、コロナ禍にあり
みんながそれぞれのシュチュエーションで
辛い中にいる
元気がなくなって、挫けそうになることも多い
今、元気がない人こそ
パラリンピックを観ることをお勧めします
まだまだ知らないことばかりのパラリンピック
娘と一緒にテレビで観戦したり
選手について調べたりしながら
選手や選手を支える人たちから
勇気と元気を分けてもらおうと思います！
これまでの絵画展
Germeny Regen
「kunst aus Japan」
2020 「KÜNSTLER der GALERIE KALINA 2020」
「ギャラリーカリーナ2020年度アーティスト」選出
1984 東京生まれ
【展覧会】Exhibition
2018「Artistes Du Monde in Cannes2018」
EXPOSITION INTERNATIONAL D’ART CONTEMPORAIN
「国際現代美術展覧会」カンヌ、フランス
2019 「kunst aus Japan」GalerieKalina、レーゲン、ドイツ
2020 「kunst aus Japan」
Galerie Kalina レーゲン、ドイツ
「Family Love」
Grand Arbre 東京 日本
【受賞歴】Award history
2019 「KÜNSTLER der GALERIE KALINA 2019」
「ギャラリーカリーナ2019年度アーティスト」選出
2020 「KÜNSTLER der GALERIE KALINA 2020」
「ギャラリーカリーナ2020年度アーティスト」選出
【メディア】Media
2018 『Nice matin』新聞 フランス
2019 『Bayerwald-Bote』新聞 ドイツ
2020 『Coctel Art Magazine』インタビュー スペイン
2021 『What's art 』掲載 ロシア←NEW
【出版】Published
2007 「そるあなsolana」小説・描き下しイラスト春日出版
うたのおねえさんやMC、ナレーションをしていました
