土曜の日付が変わってすぐに娘が突然の発熱
 
いつもの風邪とは違う様子や
 
解熱剤を使っても下がらない高熱
 
目の赤みや唇の赤みなどがあり
 
まさか、川崎病の再発!?と
 
心配で心配でたまりませんでした
 
休日だったため子どもの初期救急に駆け込むと
 
その段階では風邪の可能性も
 
川崎病の再発の可能性もあるとのこと
 
熱が続き、川崎病の症状がさらに出るようなら
 
大学病院へ救急でかかるように言われました
 
 
幸い、今日の午前中に解熱し
 
一日熱が上がらず元気になってきたので
 
ほっと胸を撫で下ろしました
 
 
 
 
川崎病は、未だに原因が分かっていないので防ぎようがなく
 
風邪の初期症状とも似ているため
 
症状が出揃ってからでないと判断が難しいのです
 
また年長児は全ての症状が揃わない不定型もあり
 
判断が遅くなり適切な治療を受けないと心臓に瘤が出来、心筋梗塞などの合併症を起こす可能性のある病気です
 
 
 
 
前回も何度も小児科に通い
 
違う診断を受け
 
投薬ししばらく様子を見るもいっこうによくならず
 
みるみるリンパ節が腫れ
 
どんどん辛そうに悪化していく娘を前に
 
夫は仕事で深夜まで帰宅できなかったため
 
自分にその判断が委ねられてとても迷いました
 
でも結局
 
心配性で迷惑な母親だと白い目でみられても
 
もうなんと言われても絶対おかしいと救急で掛かり付けの大学病院に駆け込み
 
血液検査の結果、即入院となり2週間強の入院となりました
 
 
 
 
当時娘は三才七ヶ月ですっかり物心ついていたため
 
未だに、入院したときのことを思い出して
 
辛かったと泣くときがあります
 
私も病状から人が変わったようにキレて泣き叫ぶ娘を手が痺れるまで何十分も抱き締めて押さえながら
 
何度も外れてしまう点滴を差し替えたり
 
切れて血だらけになった痛々しい唇で食事もままならないこと
 
おしゃべりな娘が入院生活のストレスから
 
表情を無くし一言も話さなくなってしまったことがショックでした
 
娘の病院は完全看護だったため
 
夜間は病院に泊まることが出来なかったのですが
 
面会時間を伸ばしてもらい毎日眠るまで側にいて、翌日もすぐに病室に向かう生活を過ごしていたのですが
 
母子分離不安を起こしていたようです
 
 
退院してからも、大人でも苦くて辛い経口でのステロイドとアスピリンの投与も
 
夫と二人がかりで非常に大変でした
 
 
体がよくなったあとも、家でパニックを起こしたりかなり不安定になり
 
娘の心の回復にもまた時間がかかりました
 
 
 
1年が経過し
 
私も娘ももう忘れたかった川崎病
 
今回の発熱でもう一度向き合うこととなりました
 
 
 
これからも発熱の度に不安は尽きないと思います
 
 
 
 
一日も早く原因が分かり
 
予防法や対策が取れるよう祈るばかりです