3月に娘の保育室で行われる

おおきくなったねおめでとう会



小さな子の施設なのと

基本的に一年のみしかいられないシステムなので、卒園式ではなく

みんなで成長を祝う会をするとのこと




お世話になった保育室に

なにかお返しができないかと

歌をつくってみました






娘にとっても私にとってもはじめての保育園



言葉にできない感情や
本当に色々なことが沢山あった





いつまでも泣いている娘と笑顔で別れた後
フェンス越しに見える娘の姿を泣きながら見つめていたあの日々



娘よりもっと小さな赤ん坊を預けて
リクルートスーツを着て
涙を抑えながら会社に向かうお母さんとすれ違ったこともあった



1年が経ち
また、新しい春が訪れようとしている今





未だに朝は泣いてしまう娘だけれど

その事を、泣けるっていうのは自分の気持ちを出せているからいい事だと思えるようになった


娘も、大好きな先生とお友達が沢山でき
お迎えに行く頃には
楽しそうに笑っていて
また行きたいよー!と言うようになった




別のクラスの抱っこやハイハイだった小さな赤ちゃん達は
いつの間にかよちよちと自分の足で歩けるように




あの日リクルートスーツを着て
不安に震えるように小さく見えたあのお母さんは
素敵なスーツを着て自分の運転する車に乗り込む姿が
なんだか堂々と大きく見えた





今でも
迷ったり悩んだりする
これでいいのだろうかと自分を責める事も多い

てか、そんなことばかりだ




だけど
少しずつだけど
なにが正しいかはわからないけれど
自分が決めた事を信じてやって行くしかない


自分を責めないで
とにかく
与えられた機会を無駄にせず
目の前のやれることを
楽しんでやっていこう



そんな風に思うようになってきた





作った歌を持って行ったら

園長先生がとても喜んでくれて

覚えてみんなで歌ってくれると言う

伴奏もつけて弾いてくれて

これから毎年この保育園で歌うわ!


まみちゃん、最高よ!


まみちゃんも、娘ちゃんも、最高!!


と言ってくれました





園長先生

私の名前を覚えていてくれた

そして、まみちゃんって呼んでくれた




私と主人とそれぞれ同い年のお子さんがいる園長先生




娘だけじゃなくて

私のこともきっと、子供達と同じ様に成長を見守って一緒に喜んできてくれたんだとわかった




うたのおねえさんなんて素晴らしいじゃない!!
ぜひ、クリスマスに歌って欲しいの!!!






そんな風に、機会を与えてくれて
あなたらしくいていいのよと
背中を押して
応援してくれた先生



先生から、
ママじゃなくて
まみちゃんって呼んでもらったのが


なんだかあとからあとから
どんどん心に溢れて

いつのまにか頑張って張り詰めていた気持ちが
ふっと、ゆるんでいくようで


泣いてしまった


今も思い出して涙が出てくる




残り僅かで寂しさも
正直不安な気持ちもあるけれど

新しい場所でもきっと大丈夫

そんな風に思えるようになってる



先生、

ほんとうに
ありがとう




【おおきくなったねおめでとう】


おおきくなったねおめでとう
おおきくなったねおめでとう

はじめてのことが
たくさんあったね

戸惑って泣いたのは
きみだけじゃなかった


ちいさかったあのこが
あまえんぼだったあのこが
いつまでも泣いていたあのこが
みんな いっしょに ほら

おおきくなったねおめでとう
おおきくなったねおめでとう


いつのまにか過ぎてく
かけがえのない今を
きみがおとなになるまで
そばでみまもらせて


おおきくなったねおめでとう
おおきくなったねおめでとう