今朝、思い立って

布巾を煮洗いしてみました

{9A3EA833-B940-4D0D-88E5-C6B645F38E4F:01}

重曹を入れ沸かしたお湯で

ぐつぐつ煮るだけ

{47B22333-6809-4D58-9BCB-19DC66A6CA63:01}

あまりよく考えず

適当に煮てしまったら

最後にポンと入れてしまった
水色のダスターの色が他に移ってしまって失敗

ズボラをせず白は白で煮ないとダメですね
(学習しました)

よーく濯いで干した後、煮洗いに使った雪平鍋をメラニンスポンジでさっと洗うと

{3571EF27-0157-4CA4-9CD9-E6AD9E823598:01}

あれ?
むしろ布巾よりお鍋の方が綺麗になってる!

お鍋洗いにもいいのかな?とネットで色々調べてみると


なんと、重曹とアルミの雪平鍋はNG

化学反応で酸化してしまい黒ずんでしまうそうです

でも不思議なのは今回は黒ずんでしまうのではなく、
薄汚れていた汚れが落ち
どちらかというと白っぽくなったこと



{376E90E0-72E9-4247-A7B6-4996B08647A6:01}

調べはじめたら気になってしまって
高校化学の基礎
酸と塩基や化学反応など勉強し直してしまいました…

{4ECACC08-A2D1-4ADC-B1C8-6A9FB6A373AF:01}

化学反応式の作り方とか

すっかり忘れてしまったのでひとつひとつ
思い出して理解するのに時間がかかってしまいましたが

とっても勉強になりました





詳しい理由が知りたい方だけ下へどうぞ!







雪平鍋はアルミニウムで出来ています

アルミニウムは酸にもアルカリにも反応してしまうという性質を持っています


重曹は炭酸水素ナトリウムというそれほど強くないアルカリ性です


しかし、重曹を水に溶かして沸騰させると
炭酸ナトリウムに変身します


この炭酸ナトリウムはとっても強いアルカリ性!

アルミのお鍋を溶かしてしまうのです


この反応が起きたときに作られるのが水酸化アルミニウムという白い物質

これこそが白いくもりの原因です


それでは、なぜ黒っぽくなってしまう場合もあるかと言うと

この水酸化アルミニウムが

水の中に含まれる鉄イオンや銅イオンとさらに反応してしまい(黒っぽい物質ができる)
これが鍋の表面にくっつくからなのです


おそらくこのお鍋は
しっかりとアルマイト加工がされていたので
黒っぽくなりませんでしたが

きれいになったように見えたのは
実はお鍋の表面を傷めていたということでした

汚れが落ちたように感じたのは
むしろメラミンスポンジが効いたようです


ただし!メラミンスポンジなどでこすりすぎると
表面に傷がついてそこから腐食してしまうので注意!



まとめ

煮洗いには、ステンレスかホーローのお鍋をつかいましょう!!







以下、化学式

重曹を水に溶かして沸騰

2NaHCO3→Na2CO3+H2O+CO2

炭酸ナトリウム(=pH11.6)強塩基で水酸化ナトリウムに近い反応をする


アルミニウムと水酸化ナトリウムの化学反応

2Al+2NaOH+6H2O → 2Na[Al(OH)4]+3H2


アルミン酸ナトリウムの加水分解

Na[Al(OH)4]→Al(OH)3+NaOH


脳みその電池が切れてしまい
水酸化アルミニウムと水中の鉄、銅イオンの反応式まで
たどり着けなかったので
化学が得意な方ぜひ教えてください


{709B8777-9D7B-470E-B1B4-AF42D293DD4A:01}

朝から私は一体なにを
やってるんだろう…


ただでさえ頭の働きが鈍くなる時期なのに
疲れるような事しちゃ
ダメよ~ダメダメ!
気になりだしたら止まらない私のばかばか!


頭って使わないとダメですが
今は久しぶりに使った頭が疲れちゃって
すごく馬鹿らしいことをしたり
変なダンスを踊りたい気分ですDASH!




今日はもう何にも考えないで

ぼ~っとしてすごします



よい休日をお過ごしください