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前田真実オフィシャルブログ「サイト☆おまみ」Powered by Ameba




「南極料理人」


「のんちゃんのり弁」
など




お料理のおいしそうな映画が大好きなわたし




ひさしぶりに心にじんわり美味しい映画を見つけたので




みなさんにご紹介したいとおもいます






「しあわせのかおり」


~あらすじ~




金沢にひっそりとたたずむ小上海飯店




そこをたったひとりで営む 藤竜也演じる 王さん




素朴ながらも丁寧に愛情をかけて作られる彼の料理にファンは多く




特にかにしゅうまいは




県外からもわざわざ足を運ぶお客もいるほどの人気ぶりであった




中谷美紀演じる 山下貴子は、百貨店の営業部に勤めており




小上海飯店の出店を依頼することとなる




「食べてくれる人の前で料理を作りたい」というこだわりから




頑なに出展を拒否する王さん




それでもなんとか出展してもらおうと




足しげく店を訪れるうちに




いつしか貴子は仕事を忘れ、王さんの料理のファンになっていた




料理を通じて少しずつ心を和らげていく2人




しかし、そんな矢先




王さんが脳こうそくで倒れてしまう




なんとか一命は取り留めたものの




手にマヒの残ってしまった王さんは店をたたむ決意をする






貴子は、王さんの店を手伝う一大決心をするのであった…










***




この映画を見て私が心に留まったことをいくつか。










映画中の貴子が




あまりしゃべりすぎないところが




とてもいいなと思いました






ふつう、こういったあらすじだと




元気いっぱいの娘さんが大きなパッションで




傷ついたおじいさんとお店を盛り上げていく




って感じなのだと思うのですが






「おいしいかおり」の貴子はそうではありません




こころに秘めているものは




とても熱くて強いのですが




彼女は普段それを多く語りません




もちろん大きく気持ちをぶつけるシーンもあるのですが




私は、彼女が王さんのかげで




ひっそりとうなずいている姿が




とても印象的でした






おいしい食べ物の映画の割に




貴子はとても痩せていて




彼女が美味しそうなたべものをぱくぱく食べる姿には




少し違和感があったのですが






物語が進むにつれて




その姿に納得して




心を打つものがありました






:::




「本当においしいものって、毎日食べられるもの」






貴子がそんなようなセリフを言っていて




私も同じことを感じていたので




メモ










毎日食べても飽きない




おいしいかおりがするテーブルには




きっとやさしい




しあわせがあるんだと






そんなことを




思ったのでした。