いつもあそびにきてくれてどうもありがとうございます

日記をよんでくれた皆さんが

春の風にふかれて楽しい気持ちになれますように…


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昨日あたりから、鼻水がとまらない私です


一気に春めいて、花粉も元気に活動中みたい


あうう~お肌も乾燥しちゃいがちなのでしっかりケアしなくちゃ!


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さて、最近イラスト続きですが


今回は帽子屋さんのPOPを描かせていただきました


髪型を変えたり、あたらしい帽子をかぶったりして


まだ寒い風も吹くけれど


ちょっと歩き出そうかな


「相変わらず季節に敏感でいたい@くるり(東京)」



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南極料理人に引き続き、「のりちゃんのり弁」を観ました


昨年、「チェブラーシカ」を観に行ったとき


となりのシアターでやっていてずっと気になっていたこの作品


「おいしそうな映画」を続けて観ているのですが


こちらの映画もフードスタイリストは飯島奈美さん


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ダメ亭主に愛想を尽かした小西真奈美さん演じる小巻が


娘ののんちゃんを連れて実家に帰り、のんちゃんの好きなのり弁をきっかけに


お弁当屋さんを開く…というストーリー



「おしいしい映画」を見続けてきて、この映画は「のんちゃんのり弁」


というタイトルでありながら


料理よりも、しっかり人間が主役になっていた映画だと思いました



勝手な感想なのですが、


「おいしい映画」ってもともと


アルプスの少女ハイジに出てくる「スープ」や


天空の城ラピュタの「目玉焼きがのったトースト」とか


脇役でありながら印象的で忘れられない俳優のような立ち位置であったと思うんです



でも、今度そういうのが好きって思う人たちが増えて(私も含め)


どんどん脇役である料理の方にクローズアップされてきて


料理が主役の映画が多くなってきたなと



のんちゃんのり弁も構造的には料理をばばーんって主役にしようとしていて


前半などは、「ふんふん、なるほど、そういう感じの映画ね」って感じなのですが


物語が進むにつれて、料理はもちろんなのですが主人公の「小巻」に感情移入してくるんです



小巻は31歳で


のんちゃんっていう5歳くらいの娘がいる母親なのですが


未亡人である母の娘でもあるんです



母親の前で見せる子供っぽい振る舞い


娘の前で見せる母親っぽい振る舞い



女性が子供を育てながら


経済的にも自立して生活していくことの大変さ


どんなにくじけそうで泣きたくても


どうにかできるのは自分だけ



自分自身の限界が来ても


それでも頑張れるのは


大切な娘がいるから



小巻の母親も、きっと小巻がいたからがんばってこられた


小巻もまた、のんちゃんがいるから頑張れる



小巻がシングルマザーとして


どんどん自立して強くなっていく姿に大変心を打たれました



小西真奈美さんのすばらしい演技が


主役ののり弁を良い意味で食ったんですね



私も母親に育てられたので


どんなときも泣き顔や弱音を見せずに頑張ってきた母の気持ちが


ようやくリアルに分かる年齢になってきたみたいで


最後は、おもわず少し泣いてしまいました




人間が強くなれる時って


きっと誰かを守ろうって思う時なのかもしれません



それは、母親が子供を守りたいと思うように


子供も母親を守りたいと思って強くなる



とってもいい映画を見て


なんだか心にも栄養をもらった気がしました