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「校長、カラオケボックス買ってください」
【超能力者の入口(転校前)】
(転校のきっかけ編)
「……君さぁ、この前も『僕は尾崎豊の転生だ』とかいって学校中の窓割ってくれたよね」
「礼には及びませぬよ」
「何でそんな上から目線なの?礼なんてするわけないでしょ本当にどうするの」
「何かいけませんでした?」
「いけないに決まってるでしょ?何でそんな不思議そうな顔してるの」
「まぁこれが思春期ってもんですよ校長」
「君に諭されるくらいなら校長やめるよ。と言うかあれ本当に大変だったんだからね?なんでトイレの小窓まで割っちゃうの。そんな所割ってたって格好よくないからね?」
「文句ばかり言わないでくださいよ。大変だったんですから」「そりゃ文句くらい言いますよ」
「そんなこたぁどうだっていいんですよ」
「よかないよ」
「で、結局カラオケボックス買うんですか?」
「買いませんよ?」
「あ゛ぁ゛?」
「ひっ!ちょ、ちょっと待って!」
「やだ」
「くっ…じゃ、じゃあ、取り引きにしよう」
「取り引き?」
「うん、えーと…あっ、転校してくれたら買ってもいいよ」
「よし、わかりました」
「え、いいの!?」
「ちゃんとカラオケボックス買ってくださいよ?」
「う、うんわかった!」
結局、転校するまで追い払われたという事に気付きませんでした。

