37周目の異変 最後の年間王座遠ざかったシューマッハ


2stSTOPを終えたばかり、37週目を走るシューの車から、白い煙があがった・・・。

シューの前に車はいなかった、そう、2stSTOPも無事終わり、後は残りの周回を走りきるのみだった。

なのに・・・

そのまま後ろから迫ってくるアロンソに抜かれるシュー。

ホントに辛く、切ない瞬間だった・・・。

でも、シューは本当にかっこいい、男気あふれるドライバーだった。

車を止め、シートから降り、ピットに向かい、クルー達と抱き合い、お互いの検討をたたえあう。

ホントにその姿はステキでかっこよく、自分の仲間達が大好きな赤い皇帝ミハエル・シューマッハの姿だった。

この記事の中で彼は言っている。

「ドライバーズタイトルについては、もう失った。ブラジルでライバルのリタイアを願ってまで、タイトルは欲しくない」

誰を責めるわけでもない、そして、ライバルのリタイアを祈るわけでもない、本当にステキだ。

こう考えられる人は私個人的に大好きです。

ドライバーズタイトル云々より、最後のレース、ブラジルGPでは、最後まで『赤い皇帝 ミハエル・シューマッハ』の走りを見せつけて欲しいと思う。

もちろんレースだから何が起こるかわからない。

最後まで、シューを応援し続けますよ!!

だって、私をF1好きにしてくれたのは、フェラーリ好きにしてくれたのは、他の誰でもなく、『赤い皇帝 ミハエル・シューマッハ』だから・・・。


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