昔ストーカーした時のことを話してみるブログ | 風間観察日記 2

風間観察日記 2

精神安定剤日記

気持ち悪い話をします

昔、上京してきて専門学校に通っていた時のこと


長野は諏訪郡富士見町落合10390-20から
引っ越してきた町民の俺は

アパートなどという憧れのところに入ることは許されず


「長野県学生寮」という

田舎者の巣窟みたいなところに入れられ
毎日を退屈で過ごしていた


その学生寮の田舎者仲間と
特に高尚な目的もなく
連日路上でゆずの弾き語りをしていると
二人の女の子が声をかけてきた


看護師の卵だと言っていた

そして気づけば誘われるがままに
その人達の家で鍋パなどをしたりした

今思えばこれがウェーイな感じだったんだろう
それまで女子との接点などまるでなかった自分には
なんだか青春しているような気持ちになった


そして一人の子が告白してきた

さらにもう一人の子も告白してきた

人生最後のモテ期がここだ


ここの二人の女子の関係は
相当にドロドロしていた

人は二択を迫られると選んでしまうものなのか
一人と付き合うことになった


付き合うことになり
一ヶ月でふられた



待ち合わせに来ないな、と思っていたら
寮にいる俺の友達(肌黒)と
原宿でばったり会ったから
一緒に遊んで帰ってきたみたいなことを言われた時は
頭が変になりそうだった


今なら笑って過ごせると思ったけど
当時の俺には無理だった

初めて覚えた感情 嫉妬。


人を好きになるということは
同時に強く憎むこともあるのだと知った


問い詰めたりはしなかったけれど
無駄に強い妄想力のせいで
肌黒とは仲良くできなくなった


そして一月の自分の誕生日直前にして
彼女と連絡がつかなくなった


何回電話してもつながらない

何かあったのかと
不安でしょうがなくなった俺は
彼女の家電にも連絡した

電話にでたのは彼女と暮らす兄。
彼女はまだ帰ってきていないと言う。


どの行動が正しいのかわからないまま
大雪の降る中、彼女の駅で待つことにした


これがストーカーの心理だ
心理というか
他に何も考えられていないのだろう

人の迷惑も去ることながら
人の事情も感情も考えられていない
考える隙間がなかった


雪の中、何時間待ったかわからないけれど
終電のアナウンスが流れても彼女は帰ってこなかった


そして次の日、別れたいと連絡が来た

理由は特に覚えていない
理由なんて明確だけど。


「さよなら」
と理解のあるようなセリフを言った後に
公衆電話の受話器がぶっ壊れるかと思うほどに叩きつけた



今にして思えば
ただのクリスマス商戦に巻き込まれたのかもしれない


恋愛経験がほとんどなかったから
人にちゃんと振られたことがなかった
人にちゃんと拒絶されたことがなかった


この人と
この学生寮が

今の俺の一部を作ってくれた
ついでに円形脱毛も作ってくれた



逃げ出さないと頭がおかしくなりそうで
買ってきた住宅情報で

行き先も見ずに
家賃だけでアパートを決めた


埼玉から神奈川へ
誰も知らない
何も知らないところへ引っ越して
一人暮らしを始めた


自由だった


誰にも干渉されない自由は生まれて初めてで

期待や希望より

不安や孤独や絶望が
絶え間なく襲ってきた

押しつぶされないように
朝までみんなのゴルフばかりしていた



人を好きになることは素敵だ

誰かに何かに執着するということは
夢中になれるということは
本当に素敵で気持ち悪いことだ

不安になることだ

自分の気持ちや行動で
相手の思想やタイミングで
一瞬で壊れてしまうと知ったから


それからはどんなものに対しても
いつ壊れてもいいように
一人で生きていけるように

プレイステーションとみんなのゴルフは
大事に今も持っている


逃げ道はいつだって必要だ

プレイステーションも
すぐぶっ壊れるんだけど。