ビジュアル系のライブに潜入してきた話 | 風間観察日記 2

風間観察日記 2

精神安定剤日記

ビジュアル系のライブに産まれて初めて行ってきた。

先日産まれて初めて泌尿器科に行ったり
産まれて初めて自宅で知らないおっさんに裸を見られたりと

まだまだ知らないことで世界は溢れているようだ。
知らなくてもいいことが大半だけど。


そんな中、知らなくてもいいことじゃなく知りたいと思ってビジュアル系のライブへ行ってきた。

なんでいまさら、って言われたら
知り合いが働いてるから…って理由以外には特にない。あとは勉強。興味があった。



実際に行ってきた感想は…

「お客さんがすごい」


の一言に尽きる。

すごいってのは多いとかじゃなくて、
もうなんていうかプレイヤーレベルだ。
正直ライブ見るよりもお客さん見てた方が面白い瞬間がたくさんあった。



まずライブハウスのフロアへの入り口には
お化け屋敷を思わせる黒い布が垂れ下がり(多分先入観)

フロアへ入るとそこはステージ脇。
ビジュアル系とか関係なく出入り口がステージ近くのライブハウスって苦手なんだよな。

演奏中に出入りし辛いから。


ちょうど転換中だった。
お客さんはこの日少なかったらしく
10人いるかいないかだった。

しかしそのほぼ全員が
フロアの床に座り込んでいる。

座り込んでいるのだ。
ライブハウスの床…けっこう汚いよ…大丈夫なのかな…。

中には自前で椅子を持ってきている人もいた。ふむふむ……えええ…。


そしてライブが始まった。
始まるとみんなちゃんと立ち上がったので少し安心した。

出てきたのは…
まぁビジュアル系だった。


こういう人たちってすごいなぁと思うのと同時に不思議なんだけど

普段なんの仕事してるんだろう。
この頭で働けるところって少ないよなぁと思った。

後でそのライブハウスで働いてる子に聞いたところ、
やっぱりホストとかやってる人も多いとか。なるほど納得。


そして演奏が始まったんだけど


始まったんだけど…


下手だった…。

俺が言うくらいだから相当なんだよ。

下手だった。

最前列で2,3人が柵にしがみついてヘドバンをしてたんだけど…

こんなに下手だとヘドバンのリズムとるの難しくね?っていうくらい下手だった…。


ビジュアル系って上手くないと舐められるって話を聞いてたから楽しみにしてたんだけど、
ある意味楽しかった。
下手なんだけどカッコつけて弾くって
なんかかっこいいな…というか面白かった。

こんな風に俺はお客さんに何か与えていられるのだろうか
自信を持って演奏できているのだろうか。


お客さんは楽しそうだ(前にいる2,3人は)

ヘドバンだけじゃなくていろんなフリとかあったり
まるで体ごとステージに飛び込んでいきそうな動きとかあったり

見てて飽きなかった。
そしてみんな髪が長い。
それを振り回すんだけど、

隣の人にあたってケンカになったりしないのかな。


まぁそんな感じでそのバンドは終わったんだけど、
次に出てきたバンドは上手かった。

ビジュアルにもピンからキリまであるんだろう。


そしてフロアにいた10人くらいが
髪を振り回す様は、
そこにストロボライトがあたる様は、

なんていうかこの世の景色じゃないような感じだった。
写真を撮れるものなら撮りたかったけどそこはビジュアル系。禁止。


そしてお客さんが本当に素直というかなんというか。
右に行けと言われたら右に行くし
頭と言われたらヘドバンするし

これは本当に宗教みたい。

なんというかカルトみたいだけど
風景はまるでオカルトだ。


これは転換で地面に座るのもわかる。疲れる。


そしてライブ終了後。
そこからチェキを販売。

チェキを販売と言ってもアイドルみたいにその場で撮るわけじゃなくて
あらかじめ撮ってあったものを販売していた。
それもトランプのババ抜きのように後ろ向きにして
自分で好きなものを選べない仕組みだ。すごいな。
嫌いなやつ引いちゃったら陰でババひいたとか言ってそう。


それと気になったのが、
対バンなのに他のバンドマンが1人もいないことだ。


聞いてみると、見ないのが普通らしい。
自分のお客さんがのってるのを見たくないとかなのかな。まぁわからないでもないけれど。
バンドマン交流とかなさそう。


そんな感じで初ビジュアル系でした。

終始、口を開きっぱなしで見てしまった。

「お客さんがすごい」
と最初に言ったけど、

お客さんを熱中させる
演者もきっとすごいんだろう。


自分も頑張らないといけないな…
でもメイクは無理だな…あと振り付けとかも無理。

よい勉強になりました。