ステージ19優勝

 

セーアン・クラーウアナスン(チームサンウェブ)

 

 

ステージ14に続いて今大会2回目の区間優勝

 

ステージ19

ブールカン・ブレスからシャンパニョルまでの166.5kmの平坦区間

 

スタートからアタックが始まり、レミ・カヴァニャ(ドゥクーニンク・クイックステップ)が4km地点で逃げに成功

 

集団からは、さらに5人がアタックしてカヴァニャを追うが、ボーラ・ハンスグローエが先頭を引き、41

km地点で吸収された。

 

カヴァニャ51km/hというスピードで逃げ続けた。

 

82km地点のカテゴリー4のシャトー・シャロンの丘カヴァニャは先頭で通過し、集団とのタイム差は2分近くに。

 

 

残り51kmを過ぎて集団からブノワ・コスヌフロワ(AG2R・ラモンディアル)、ピエール・ローラン(B&Bホテルズ・ビタルコンセプト)、ルーク・ロウ(イネオス・グレナディアズ)の3人がアタックし、先頭のカヴァニャを追った。

 

残り49km中間スプリント地点カヴァニャと追走の3人は23秒差

 

55秒後に集団は、サム・ベネットが先頭で通過。

 

残り46.7kmで3人はカヴァニャに追いつき、

 

10km先で更に10人が集団から抜け出して先頭に追いついた。

 

しかし、タイム差は広がらず、逃げは残り32.7kmで全員集団に吸収。

 

30km地点で新たにサガンベネットを含む12人が先行。

 

 

集団はこの逃げを許し、残り24.5kmでは2分のタイム差が付いた。

 

残り16.7kmの短い上り坂で、マッテーオ・トレンティン(CCCチーム)がアタックし、先頭の逃げは一瞬小さくなった。

 

そこからクラーウアナスンがカウンターで飛び出して逃げ続けた。

 

残り9kmで追走グループに40秒近いタイム差を付ける。

 

クラーウアナスンはそのまま逃げ切り、優勝。

 

 

第19ステージ結果
1 セーアン・クラーウアナスン(デンマーク、チーム サンウェブ) 3時間36分33秒
2 ルカ・メズゲッツ(スロベニア、ミッチェルトン・スコット) +53秒
3 ジャスパー・ストゥイヴェン(ベルギー、トレック・セガフレード)
4 グレッグ・ファンアーヴェルマート(ベルギー、CCCチーム)
5 オリバー・ナーセン(ベルギー、アージェードゥーゼール ラモンディアール)
6 ニキアス・アルント(ドイツ、チーム サンウェブ)
7 ルーク・ロウ(イギリス、イネオス・グレナディアーズ) +59秒
8 サム・ベネット(アイルランド、ドゥクーニンク・クイックステップ) +1分2秒
9 ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
10 マッテオ・トレンティン(イタリア、CCCチーム)

 

個人総合(マイヨジョーヌ)
1 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ) 83時間29分41秒
2 タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAE・チームエミレーツ) +57秒
3 ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ プロチーム) +1分27秒
4 リッチー・ポート(オーストラリア、トレック・セガフレード) +3分6秒
5 ミケル・ランダ(スペイン、バーレーン・マクラーレン) +3分28秒
6 エンリク・マス(スペイン、モビスター チーム) +4分19秒
7 アダム・イェーツ(イギリス、ミッチェルトン・スコット) +5分55秒
8 リゴベルト・ウラン(コロンビア、EFプロサイクリング) +6分5秒
9 トム・デュムラン(オランダ、ユンボ・ヴィスマ) +7分24秒
10 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター チーム) +12分12秒

 

ポイント賞(マイヨヴェール
1 サム・ベネット(アイルランド、ドゥクーニンク・クイックステップ) 319 pts
2 ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ) 264 pts
3 マッテオ・トレンティン(イタリア、CCCチーム) 250 pts

 

 

山岳賞(マイヨアポワ)
1 リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアーズ) 74 pts
2 タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAE・チームエミレーツ) 72 pts
3 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ) 67 pts

 

 

新人賞(マイヨブラン)
1 タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAE・チームエミレーツ) 83時間30分38秒
2 エンリク・マス(スペイン、モビスター チーム) +3分22秒
3 ヴァランタン・マデュアス(フランス、グルパマ・エフデジ) +1時間35分35秒

 

 

 

ステージ20は、36.2km個人タイムトライアル

平坦基調の前半、徐々に上り基調となる中盤を経て、最後の5.9kmは1級山岳ラ・プロンシュ・デ・ベル・フィーユの頂上めがけてのアタック平均勾配8.5%だが、断続的に10%超えの急坂が現れ、最後の最後には20%にまで跳ね上がる。