先週、

孫ちゃん家に行く前に、

届いていた本がありました。

トータルヘルスデザインさんのバンクシアブックの新刊本

神道の源流
「縄文」からのメッセージ

です。




神宮禰宜の吉川竜実さんが書かれた本です。


考古学的知見と神道の視点を手がかりに、

縄文文化にスポットライトを当てつつ

「今ここ」を見直すことで、

新たな時代を創造するヒントを

浮き彫りにしようということで

書かれています。


孫ちゃん宅に行く前に

ほんの少しだけ読んだら

あることが衝撃で、

これは

じっくり読まねばと

帰ってから読むのを楽しみにしていたのでした。


そのあることとは❓❓❓


帰ってきて、

やっと落ち着いた昨日あたりから

ちょっとづつ

続きを読み始めました。


第1章では、

「大地に生きる」

と題して、

縄文人の暮らしについて書かれていて、

初っ端に縄文土器が出て来ました。

それを読んで、

衝撃で

私はびっくり仰天してしまいました。


縄文土器は、

万博の太陽の塔の作者である岡本太郎さん

大絶賛したことで

芸術的評価を受けるようになったのですが、

火焔型土器という名称と、

岡本太郎さんの

「芸術は爆発だ」

と叫ぶ映像とが相まって、

もうあの複雑怪奇な縄文土器の形は

縄文人が

燃え盛る炎を表現したのだと、


1ミリも疑う余地のないほど、

そう思っていたわけです。







ところがです、

岡本太郎さんの

「四次元との対話ー縄文土器論ー」
(1952年執筆)

には、

なんと、

全く逆のインスピレーション、

「縄文人は深海を知っていたんだ」

と語られたんだそうです。


え〜〜〜〜海?

それも深海??

水なの???


私は、目が飛び出るかと思いましたよ。







じゃ、あの燃えたつような炎は何??


吉川竜実さんは、

鶏頭冠突起と口縁部の鋸歯状フリルは

葛飾北斎が描いた「神奈川沖浪裏」

主題である大小の波のイメージと重なるし、




あの「神奈川沖浪裏」は最近黄金比で描かれているのを、最近知ったばかりで、火焔土器が、人々の心を打つのもなるほどと思いました。




窓や突起は

波の飛沫や貝類、


胴体の流紋や渦巻紋は、

海流のうねりや渦潮

表現しているものと理解されるのではないかと

推測されています。



へ〜〜〜〜!!!
です。






吉川竜実さんは、

また、

火は役立つものの、

その扱い方を間違えれば、

身をも滅ぼしてしまうわけで、

煮炊きにも使う土器は

火のコントロールが不可欠であり、

燃え盛る炎を表現する火焔土器という名称には

疑問を抱かざるを得ないのではと

考えられていたそうです。



岡本太郎さんが

縄文中期の火焔土器を見て、

電撃的な感動を覚えて、

縄文人は深海を知っていたんだという

卓越した閃きには

驚きました。




海洋民族

天族



天族は海に囲まれている島が大切だったと

暁玲華さんが話されていた。


太陽、大地、海、雲、空

循環する水



遠い祖先たちが

遥か彼方の海からやってきたという記憶??

弓前文書と重なってきます。



水に魅かれているのに、

縄文人と海の視点が

抜け落ちていたような気もします。



火焔土器を大絶賛した岡本太郎さんが


そこに

火ではなくて、

水を見ていたなんて、


本当にびっくりでした。


本当は

何だったのか?



縄文人は

とても丁寧な暮らしをしていたようなのです。


好き勝手に作っていたのではなくて、

きちんとしたルールがあったようで、

そこには、

宗教的であったり、

呪術的な意味もあったはずで、

火焔土器は

本当は何を表していたんだろうか?

と思いは遥か古代に飛んでいきます。




思わぬ所に

水が出て来て

1人で盛り上がっていたら、

昨日、

また、

思わぬ所に水が出て来て

ますます

盛り上がっておりますよ。



YouTubeで、

3年前に

屋久島リトリートに行った時に

お世話になったガイドさんを

見つけたのです。


鈴木洋見(ひろみ)さんとおっしゃる

と〜〜〜っても

魅力的な生き方をされている男性で、


ものすごく印象的だったので、

一目で洋見さんだとわかりました。

宇宙語を話すチャネラーのあまねりかさんとの対談で

びっくりの面白さだったのですが、


これがまた、

水と関係があったのでした。


ーー続くーー