ボトルネック奏法ってなんやねん?(弦の運動から考える)【ぼっち・ざ・ろっく!】
どうも、t.tです。明らかにぼざろの記事を書くような雰囲気を出してから一か月。やっと記事を書きます。今回は、第12話のボトルネック奏法についてです。ギター素人の私から見ても凄そうな事は解るのですが、「何が」凄かったのかは解らず... それを理解する為に、自分なりに調べて解釈したものを記事にしてみようと思います。参考にしたものは主にウィキ(誰もが執筆できるサイトなので信ぴょう性としては微妙ですが、自己満足の趣味ブログなので大目に見て下さい...)ですが、自分なりの解釈を多く含んでいます。詳しい方がいたら解釈が合ってるかどうか是非連絡ください! さて、本題に入ろうと思いますが、まずは従来のギターの奏法について簡単に。〇従来のギターの奏法 従来のギターの奏法としては、まず。弦をボディ側はブリッジ(ボディの穴の下にある弦の先についてる金属のパーツ、付図の青丸に囲まれた部分)で、その逆側はネックのフレット部(ギターのネックの棒状の金属、付図の黄色の線)に指で押し付ける形で固定します。そして、それをピックで弾き振動させ音を発しています。 この弦の固定方法であると、弦のどこをネックに押し付けても基本的には先にネックのフレット部に当たる為、弦の固定部ともう片方の固定部の長さは決められた値になります。下の弦の固有振動数の式の要素から考えて、残りの不確定要素は弦の張力なので、そこをペグ(ネックの先についてるねじみたいなやつ、付図の赤丸に囲まれた部分)で調節する事で、振動数が決められた値になり、決められた音が発せられる訳です。(弦の固有振動数の式がなぜこのような形になるかは弦における運動方程式から振動数方程式を導いて頂ければ...)付図 ギターの各部分の説明図 fn=n/2l×√(S/ρ) (n=1,2,3,…) (弦の固有振動数の式)(但し、nは自然数、lは弦の固定部ともう片方の固定部の長さ、Sは張力、ρは線密度) ぼざろ最終話では、ペグの故障、弦の切断により張力が調節できなくなり、弦の固定部ともう片方の固定部の長さは調節できない為、決められた音を発する事が出来ず、ぼっちちゃんは演奏不能に陥った訳ですね。〇ボトルネック奏法 では、従来の奏法とボトルネック奏法の何が違うかという部分に話題を移しますが、異なる点としては、弦の固定位置にあります。ボディ側の固定位置はブリッジですが、逆側が弦とボトルネックが接している場所になります。つまり、弦の固定部ともう片方の固定部の長さを自由に変えることが出来ます。 本来のボトルネック奏法の利点としては、音の微細な変化(ビブラート等々)をギターで表現する事ですが、ぼっちちゃんは切れてしまった弦で表現するはずだった音を、ボトルネック奏法を用いる事で、表現できる音の幅が広がった他の弦で表現する事で乗り切りました。 ただ、僕はギター未経験者なのですが、この理論からして決められた音階を奏でるのにかなりの難しさがあるのではないかと思います。(普段なら弦を押さえる場所が決まっているが、この奏法では決まってない。)それにも関わらず、この奏法を用いてソロを乗り切った事がぼっちちゃんの「凄さ」であったのかと思います。 以上、ボトルネック奏法の原理とその特徴からぼっちちゃんの何が凄かったのか考える記事でした。同じような記事を書いている人が居たらすみません...次の記事は早めに出したいですね。(追記:2022/12/28) 文章の一部変更、デザイン変更、説明画像追加を行いました。フリー画像→無料イラスト アコースティックギター (illust-box.jp)