おはようございます!!
最近ちょっとだけ涼しくなりましたねーひまわり

昨日の続きで
じゃあ、初期と末期では
炎症がどのように変化するのか??


MMP-1、COX-2、IL-1βといった炎症性メディエータの発現は重症度に伴って低下していき、TGFβの発現は上昇した。

Correlations between both the expression levels of inflammatory mediators and growth factor in medial perimeniscal synovial tissue and the severity of medial knee osteoarthritis.

MMP-1:コラーゲンの分解
COX-2:血管拡張作用
IL- 1β:リンパの活性化
TGFβ:骨芽細胞の活性化、破骨細胞の抑制


初期は炎症によって痛みがでるようですね!
末期では炎症は落ち着いていることがわかります。
むしろTGFβが増えているので、
おそらくBMLや骨棘ができることを示しているのでしょうニコニコ
なので、末期の痛みは組織のメカニカルストレスによって起きる痛みであることが伺えますねニコニコ


たしかに臨床でも昔から痛いという人は
腫れてるけど赤みがない
安静時痛はない
歩いてるとだんだん痛くなる膝OA
こんな人ってたくさんいるけど
やっぱり関節内に炎症があるのとは
少し違いますもんねニコニコ


以上
本日のブログでしたー♪

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田中佳紀
きむらてつや整形外科内科
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