目黒連君主演のドラマで、宣材写真にあるように、今田美桜さん、佐野隼斗君、福本莉子さん、の3人の若手がよく絡んで、勢いがあってテンポが良いドラマになっています。
更に、吉川晃司さん、國村隼さんが脇を固めて、画面が締まっています。
ハッタリと詐欺は紙一重な感じが良く分りますね。
一歩間違えると詐欺なんですけど、目黒君の詐欺師並みに頭が回って、人の心を読んで、度胸良く切り込んでこられたら、出資してしまうかも知れませんね。
実際には、元手はありませんから、あればの話ですけど。。。
目黒君の演技がイマイチという声が聞えていますが、私的には、上手いと思っています。
『silent』で好演と評判でしたが、こんな演技も出来る、と言うか、こっちの方が躍動感があって、良いと思いました。
さて、内容ですが、詐欺とハッタリは紙一重と言いましたが、もしかしたら、紙一重じゃなくて、表裏一体かも知れません。
つまり、ハッタリを利かせて詐欺を働く、ということ。
正に、『トリリオンゲーム』の主役、ハル君(目黒連君)のやっていることが、もうスレスレ。
訴えられたら、それはもう詐欺、と言う形なので。
ここからは、頭脳戦でもありますが、やはり最期に必要なのは度胸みたい。
それに対抗するように、佐野君演じるガク君の素直さ正直さで、人を魅了するシーンもあるのは、対照的で考えさせられますね。
それでも、ハル君の痛快処世術を、ついつい応援して見てしまうのは、自分にはない人を引きつける魅力に魅了されて、憧れていると言うことなのかも知れません。
あー、自分にもあんな能力があればなぁ、なんて。