2018年のドラマですが、今、J:COMで放送しています。

月-金で、30分枠で放映しているのですが、30分だと見易くていいですね。

 

そういう訳で、何となく見始めたのですが、ドロドロ系ですけど、心をメチャクチャザワつかせる、良質のドラマでした。

今のところ。。。

現在10話あたり。

 

色々なチャンネル(有料放送を含め)でやっているので、1話が何分なのかは、それぞれ異なると思います。

30分のサイズで10話辺りなので、60分サイズだと5話辺りと言うことですね。

 

俗に言うNTR系です。

女は怖いなぁ、って言う感じで、これと平行して見ている『紳士とお嬢さん』のチェ室長の上を行く感じ。

 

因みに、チェ室長にはただただ嫌悪感しかありませんが、こっちの寝取り女は、肝が据わっていて空恐ろしい。

 

大手の建設会社子息と結婚していた主人公は、友達だと思っていた女に夫を寝取られ、怒って離婚したのです。

既にお腹の中に子供がいて、子供は渡さないし合わせないと宣言して出て行ったのですが、その子が5才くらいになった時に、血液の病気になって、助かるにはドナーが必要となります。

 

両親の型は合わず、兄弟姉妹がいればドナー適合になる確率が高いということで、別れた夫との間に子供を作ることに。(性行を伴わない子作りです)

因みに寝取った女は子供が出来ない身体だったので、その子供は自分に渡して、跡取りとすると言うことでその子作りに同意した訳です。

 

必要だったのは、臍帯血なので、産まれたばかりの子供は直ぐに寝取り女の元に。

 

まあ、相手の女、子供の出来ない身体だったから、我が子として最大の愛を注いで育てると誓っていたので、それはそれとして納得はいったものの、何とも切ないお話で、ザワザワするのです。

 

タイトルの「神との約束」は、主人公の女性が、その渡した子供とは、一生会わない、その代わりに、病気の息子の命を助けて欲しいと言う意味なんですね。

 

いやー、切ない。

あれからまた数年経過しまして、少し成長した子供達を軸に、新たなストーリーとなって行くのですが、第1話の始まり、裁判からになっていて、被告は主人公、相手側の弁護士が例の寝取り女でした。

 

罪状は不倫らしい。

 

「あなたは、この裁判を勧める覚悟を持っているの?」と言う主人公の台詞から時間が巻き戻っているので、どう言うことでそこに至っているのか、と言う話が進められています。

 

主役のハン・チェヨンさんは、笑顔がとても素敵で、笑うとメッチャ美人なんですけど、暗い顔は引いてしまうほどのドヨーンとした顔になってしまって、その落差に驚きます。

 

因みに、その主人公の母親役が、『紳士とお嬢さん』のチェ室長のお母さんギジャ役で出ていまして、正反対の性格の役を熟していてスゲーと思いました。同じく、『紳士とお嬢さん』で主人公の義母ヨンシル役の人が、金持ち側の娘(寝取り女の義姉)役で出ていて、そちらも落差が激しく面白いです。

 

人間ドラマが渦巻いていて、韓国ドラマらしいと言うか、私的には好きな展開。

 

今の日本のドラマは、なんか環境とか仕事とかにフィーチャーすることが多くて、更に言うとSDGsに沿った優等生ドラマだったりするものだから、結構詰まらないのが多いので、韓国ドラマが面白いと思ってしまう。

 

でも、このドラマは多分、秀作だと思います。