ミノです。
今日は経営法務です。
昨年試験直前チェックで 著作権法が死後50年から死後70年に変わったことを
お伝えしました。本試験では、問11で、著作権に関わる問題が出ました。
やはり法律の変わり目は着目ポイントかもしれません。
しかし、問題の使われ方として職務著作としてのものでした。
正解文は、「2000年8月4日に公表された、株式会社の従業員が職務著作
として制作した同社マスコットキャラクターの著作権の存続期間。2070年12月31日までである。」
というものでした。
(出典特許庁 HP)
この表の中では、職務著作は、法人その他使用者の発意に基づくもののため、
団体名義の部分が適用となります。
さて、2020年の試験に関する法改正ですが、
2019年 5月に特許法の一部改正する法律が公布されています。
特許については、
特許訴訟制度の充実として、特許を「侵害したもの勝ち」にならないように、
① 専門家による査証制度を設ける。
② 権利者の生産・販売能力を超える部分の損害認定
③ ライセンス料相当額の増額などがあります。
詳しくは、
https://www.jpo.go.jp/system/laws/rule/hokaisei/tokkyo/document/tokkyohoutou_kaiei_r010517/02.pdf
私が注目するのは、意匠権の改正です。
明治以来の大改正だそうです。
内容は、
① 「画像」「建築物」「内装」のデザインも保護
② 関連意匠制度の充実
④ その他 意匠権の存続期間を「登録日から20年」を「出願日から25年」に変わる事です。
出典 特許庁 広報誌「とっきょ」2019年12月9日発行号
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試験まで時間ありませんが、直前での対策は昨年の記事もご確認ください。
https://ameblo.jp/saitama-smemc/theme-10112862268.html
それでは、良い結果のでることをお祈りいたします。