無線用語で一般人に馴染みがあるのは航空無線?
ほら、今なんかだとリアルタイムで空港の映像と交信内容が入ってくるじゃない動画で
気軽に見られて、それなりの雰囲気は感じられる

次はなんだろ?
警察や消防無線か
これは気軽に聞けるというよりも、TVでのドキュメンタリー的な番組で、
ああ、そういうのやってたな的な感じで覚えているだけ

さて、本題のデジタル簡易無線ではどうだろう

少しずつわかってきたことは、
デジタル簡易無線はまだ若く、これを利用している人は、
アマチュア無線、パーソナル無線、CB無線等、なんか区切りというか、
その違いがよくわからんのだけれど、使用層が異なるらしい
そのベテラン連中とは別に、レジャーで使用する層、業務で使用する層、
色々あって、
実は、このデジタル簡易無線というジャンルは異種格闘技的な様相を呈している

ルールも、それぞれのユーザーのバックグラウンドから来るものが強く、
アマチュア無線関連のベテランは、無線用語の頻度がとても高い
中には、素人参入を考慮し、出来るだけ専門用語を使わないという配慮もあるようだけれど、
その多くは、アマチュア無線の延長で運用をしている人が多いのも事実のようだ

レジャーや、業務で使用する層には、
そのプロセスは難解なもので、無線という分野の難しさに気づけるはずもない
俺もこれまでレジャーや業務で無線は活用をしてきたけれど、
デジタル簡易無線のこの環境には驚きを隠せない
良い悪いの話ではなく、
バックグラウンドの違いに戸惑うという表現が一番ぴったりくる

日常的な会話ではなく、無線独特の会話が行われ、
ここはどこ?わたしは誰?つーか貴方は何?みたいなw

そう、そもそもの無線活用目的が違うのだから、
互いがその目的に合致しなければ、会話は成り立たない
いや、お互いが迷惑であると感じて不快に思うかもしれない狭間にあるのだ

とはいえ、
デジタル簡易無線の普及なり、それに伴う関係者、利用者の多くは、
この無線を、より便利に気持ち良いものにしようと心がけ、
動画やインフォメーションによって、その地位を確立させようとしている

無線用語の難しさ、理解の厳しさはあれど、
その道に入ってしまえば、何故それが必要かの理由もわかってくる
後は、一般層との折り合い、
どこまでがデジタル簡易無線の良いとこ取りなのかという点、
この辺が未来を大きく分けると感じる

まだコアな層にしか普及をしていないけれど、
携帯電話とはまた違う通信のやりとり、
これに魅了される新規が現れることはこの業界の未来を明るくしそうだ