オオクワガタ羽化と蛹を人工蛹室へ移動 | 釣りのちクワガタ飼育時々けん玉

オオクワガタ羽化と蛹を人工蛹室へ移動

三月に入ってからオオクワガタが続々と蛹化しています。蛹化チェックの途中で違和感を感じたので確認すると…

メスが羽化してました。
それなら猶予は無い。と、気になっていたボトルを取出して蛹をスポンジの人工蛹室へ移しました。
オス君には少し狭いかもしれませんが、駄目でもないのではと思います。
顎先に問題が有りそうですね。
背中にも…

メスちゃんには…狭過ぎますね。
ツーショットがこちら
やはり狭いですね。特にメスの方が閉塞感が強いですね。
そこで急遽オアシスを掘ってみました。形を整えているうちに、どんどん大きくなってしまいました。
まぁ狭いよりは良いのではないでしょうか?
空いたところへメスを移しました。
横になれるほどの開放感!
取り敢えず今日はここまでにしました。

寝ずの番をして完品にする偉大な先輩方と違って不器用なので、余計なことはしない方が良いかと思いました。

因みに二匹とも瓶底に蛹室を作り、底に窓が空いていました。蛹室を作っている最中に気付いたら瓶を反転して対処したのですが、観察不足でした。
オスの底面窓
メスの底面窓
どちらの蛹室も上面が脆く感じましたので今更反転も出来ませんでした。このまま放置するよりは多少なりとも良い結果になるはず。

オスはともかく、メスの人工蛹室での羽化は菌嚢の機能を考えればやるべきではないのでしょう。完品でも親に使えないのでは意味が無いと分かっているのですが、羽化不全個体を見た時の残念な気持ちを味わうくらいならと強行しました。

まずは完品羽化を祈ります。