ヒラタクワガタ♀自力ハッチ

少し観察が間延びしていた飼育群を確認したところ、自力ハッチしているメスを発見しました。

この菌糸ボトルは、食痕が外から全く確認出来ていませんでした。ただ隣のボトルが全て蛹化していたので、居食いは無いが斃死は有り得る、とは思っていました。無事に羽化してくれて何よりです。蛹室をかなり上部に作っていたようですね。

この個体は、ダイソー100円マット（くぬぎ昆虫マット）飼育群の対照区とするための菌糸飼育群の一匹です。

800cc菌糸ボトル→1400cc菌糸ボトル→1400cc菌糸ボトルと繋ぎましたが、最後のボトルは羽化用の捨てビンになった格好ですね。勿体ないとも思いますが、完品羽化してくれたのでヨシとしましょう。

肝心の体長は32mmとパッとしませんが、マット組の32mmではなく、菌糸で育てたこのメスを親にすることで、次の世代が菌糸に慣れるのかもしれませんね。

しかし、現実的には最大オスと最大メスでマット飼育…かしら？