ピクチャー・イン・ピクチャー 第6回
カメラを固定した映像がいちばん見やすい。
【カメラを固定して撮るとなぜうまく撮れるのか?】
ビデオの基本は、カメラを動かさずに
安定した画面で撮影することです。
このような撮影の方法を「フィックス撮影」と呼びます。
へたにパンやズームをするくらいなら、
すべてフィックスで撮影したほうがベスト。
画面の中で、被写体がかってに動いてくれるます。
それほどフィックスは有効な撮影方法なのです。
フィックス撮影のメリットは4つほどあります。
[1]被写体に意識を集中できる
パンやズームはそれ自体に意味があり、
どうしても画面の動きに気をとられてしまいます。
その点フィックスであれば、
被写体だけに見る人の
関心を向けさせることができます。
[2]編集の時につなぎやすい
パンやズームする場合でも、
必ず頭とおしりは何秒か(5~8秒程度)
フィックスの状態で撮影しておくのが基本です。
また、人物をフレームインさせたり
フレームアウトさせたりする場合も
画面をフィックスにしておく必要があります。
フィックスとフィックスのカットどうしであれば、
ほとんどの場合はうまくつながるからです。
[3]微妙な動きを見せられる
風にゆれる草花や、ゆっくりと移動する雲など、
微妙な被写体の動きをじっくり見せたいとには
フィックスで撮影します。
なぜなら画面自体が安定していなくては
被写体の微妙な動きは表現できないからです。
[4]撮影者の存在を感じさせない
映画やドラマなどは、ほとんどのカットが
三脚を使って撮影さてれいます。
なぜなら、画面が不安定にゆれていたりすると、
見ている人に撮影している
カメラマンを感じさせてしまうからです。
カメラマンの存在を少しでも意識してしまったら、
観客はその映画やドラマに
感情移入できなくなってしまいます。
ではまた、来週!