会いたくないコンビニ店員がいる。


もしかしたら家に入る寸前で顔を覗き込まれたかもしれない、いつも行ってるコンビニの男の人。


だから会いたくなくて時間をずらして行ったらこんな時間に。


帰り道、信号でなんか騒いでる輩がいた。


2人の声が聞こえてたのに乗ってたのは一人。


なぜか低速運転で、後ろからは気が狂ったようなバカにするような笑い声。


怖かった。


まるで追いかけられてるみたいで。


なんとか通り過ぎて少し離れてからスッと家の中に入ったんだけど、足が震えてた。


家に着いてからしばらくすると、通りすぎたバイクの音が戻ってきた。


何が不気味って、大型バイクじゃなくてスクーターみたいなバイク。


それをふかせて運転してて



その音が何倍も大きくなって戻ってきて、


近くで止まったような音もして、


それ以降動く音が聞こえない。


私の思い過ごしだといいんだけど。


家のでバイク乗ってる人は知ってる。


でも明らかに通り過ぎたから違う。



怖い。


私は平気なつもりでいた。


世の中のひと握りのひとしか、追いかけられるとかそういう対象にはならないと。


普通に生きていればそんなことはないはずだと。


でも違ったようだ。


気をつけていても巻き込まれるときは巻き込まれるというのを、一番知っていたはずなのに。


あのまま家が遠かったら私は、と思う。


また同じ音が聞こえて通り過ぎた。


動いたけどまだいるようだ。


こういうとき嫌いな叔父でもいるだけで心の持ちようが違う。


これが一人暮らしだったら多分もっと震えが止まらないだろう。


耳が良いぶん音が聞こえすぎて怖い。


そして私は世の中のひと握りに入る対象の人類なんだって気づいた


別に派手なわけじゃない、顔もかわいくない、でもそういう人ほど狙われやすいのかなって


なんかそういうのをはねのける運の強さはないようだ。


考えてみれば小さい頃から、精神的に障害のある人(男の人の割合が多かったけど男女問わず)に好かれやすかったりした。

大きくなるにつれそれは減ったけど、やっぱり未だに身構えてしまう。

偏見だと言われる時代、できるだけ恐怖を表に出さないようにしてはいるけど完全に克服するのは無理そう。

最近は変な人が寄ってきやすくなったと感じる。


なんでだろう。この人たちは不幸センサーでもあるのか?ってぐらい叔父を含め寄ってくる。


だからこそ気をつけなければならないんだって。


それに叔父のことや、通学路でずっと痴漢に追いかけられた過去が思ったより自分に深いダメージを負わせていることを知った。


時間が経ってつらさは消えたけど、少しの引き金で恐怖ってまた出てきて、消えてない


思ったより自分にはトラウマだったんだって。


今も平静を装ってるけど、遠くで聞こえるバイクの音が怖くて仕方ない。


足や手が震えて、身体からサーっと血の気が引く感じ。


すごい怖い。


これでもし何かあっても、その時間に出た私が悪いと言われるのか。


母は絶対言う。


私に非があったと。


そりゃ極力そういう場面に出くわさない為に気をつけているつもりだ。


だが、じきにこの時間まで働いたり呑んだりするかもしれない年齢に差し迫ってる。


だから慣れてかなきゃいけないと思った。


でもそんなのは関係ないようだ。


これからは気をつけなくては。


これ以上自分の恐怖を増やさないために。


まだ近くにいる。


家の前を通る。


怖い。


正直しんどい、性別だけで気にしなきゃいけない世界。


男はその気にならなきゃ女から襲われたってどうこうされる確率はぐんと低いのに。
(それでも身内や他人から男の子に被害があるのも現実)


なんでいつも女は弱いんだ。


というか弱い前提。
確かに力もないし勝てない。

私もすぐに吉田沙保里さんの力が身につくなら買いたいくらい。


世の中の男性はみんなこうなんじゃないかと思って、どんどん男性不信になる。


こんな気持ちの私を尻目に、仲のいいフォロワーさんは彼氏作らなきゃだの結婚だの他人と比べて焦っては嫉妬の炎を燃やしてる。


別に私だって信じられる人がいるなら幸せになりたいよ。


でも嫉妬心や焦燥感に駆られて探すのは怖すぎる。


怖い…