さあ、2年目。
クラス替えになって、私は主犯格の子からは離れた。でもまだ同じグループの子はクラスにいた。
一年で転校して同じ境遇だった子は、やっぱり馴染めなかったのか中学受験を目指していたのか途中で私立へと転校していった。
家が近くて時々すれ違ったりバスが同じになることもあったが、のちのち話しかけられなくなって見知らぬふりをするようになった。
新しいクラスになって、やっと仲良くなった子と離れた。
ああ、また一から友達を作らなければいけない。
結局、優しそうにみえた子のところへ入れてもらって3人でごはんを食べたりしてた。
でも、6月近くになると一人の子が私をうざったく思ったんだろう。
もう一人の子を誘い出し給食が終わってすぐの休み時間に消えてしまうようになった。
傷ついた。「どこ行ってたの?」なんてもっと傷つくのに聞いちゃったりして。
返ってくる曖昧な言葉にすぐああ、邪魔なんだって分かって。
そこで糸がプツンと切れて、次の日の朝私は具合が悪いから休むって母親に言った。
でもこんな状況を知ってた母親はすぐ仮病って察して、服や髪やら引っ張って叩かれて無理やりにでも行けって言われた。
ここで行けなくなったら終わりだって怒鳴られて。
大喧嘩して結局私は動かなかった。
母親は仕事に行って、私はずっと泣いてた。
でもあの子たちがいる空間に私は1日行かなくていいという安心感と背徳感が、久しぶりの休みの日に感じて。
その日すごくよく眠れたのを覚えてる。
それから数日は毎朝母親と大乱闘だった。
「今からでも行けば間に合う」「どうってことない」
でももう行けなかった。
電話をするの嫌だからねって言われて仕事に行ってしまう母親。
私は咳をしたりしてごまかしながら先生に電話をしていた。
これが不登校の始まり。