町全体が漆器工房 | ㈱ 日南彩漆堂

町全体が漆器工房

輪島の町 朝市通りなどの

 

表通りには漆器の小売店や

 

卸し商のショールーム

 

作家のギャラリーなどが

 

並んでいます

 

川をへだてた向かい側には

 

格子 連子を並べた京の

 

町家ふうの塗師屋さんの

 

みせ構えが続き その奥の

 

奥では塗の職人が沢山

 

働いています

 

 

そして 普通の家々の多くが

 

工房をもっていて 職人が

 

コツコツと漆器づくりのひとつの

 

段階をこなしています

 

たとえば蒔絵だけをやっている

 

家がある

 

同じ形のお盆の上塗りの

 

あがったものが山積みされていく

 

絵が入ると 呂色職人の家に

 

はこばれていく

 

途中に材料や工具 刃物や筆や

 

刷毛や箔や粉や各種の漆を売る

 

専門店まである

 

町全体が こまごまとした専門に

 

分かれた家々の集合であり

 

目にみえない糸でつなぎ合わせた

 

ネットワーク(網の目)になっている

 

その網の目の 沢山の結節点を

 

たどって 道みちの人の技倆が

 

重ねあわされてさまざまな製品が

 

うまれてくる

 

輪島は町全体が工房なのです

 

 

 

 
 
㈱ 日南彩漆堂
龍雲 蒔絵 朱塗 万年筆
 

 

 

 
 
輪島塗製造販売
 
 
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