8月28日、富士山プリンスルートを日帰りで登ってきました☆
富士登山初心者が雨中、日が沈む前に帰ってこれた、
ということで、
どんなタイムスケジュールだったかを、読んでくれた方の、又はこれからプリンスルート登山を考えている方の参考になればと思い、振り返ろうと思います。
今回のパーティは、
富士山初めてのともちゃん、
2回目の自分、
3回目のしーちゃんの女3人
もちろん、プリンスルートはみんな初体験。
ちなみに富士山プリンスルートとは、
富士宮口出発で、宝永山にトラバースし、
御殿場ルートに合流するルート。
今の皇太子が登ったので、プリンスルートとよばれているとのこと。
5:45 御殿場口新5合目駐車場到着(駐車料金無料)
雨が降っていましたが、あまり降水量が多くなかったこと、
注意報や警報が出ていなかったこと、
風速も強めではなかったことを踏まえ、登頂を決定!
ここから、タクシーで移動
(タクシーは、迎車を頼まないとほとんど客待ちしていない 。富士宮口5合目まで約7000円)
6:45 富士宮口5合目出発!
標高2400メートル。
登山口の中で、一番高い標高からスタート
7:10富士宮口6合目到着
開始25分
まさか、こんなに早く6合目の文字を見るとは…と拍子抜けしてしまったんですが、
ここでトイレ行っておかないと、当分山小屋はありません。
そして、ここからが長い!!!
ここで、富士宮ルートとプリンスルート、分岐があります。
といっても、看板にプリンスルートと書いてあるわけではありません。
プリンスルートに進むには、
分岐で『宝永山』方面に進みます。
ちなみに、雨ながらある程度の登山者がいたのですが、宝永山方面に曲がったのは、自分達だけ(笑)( ̄▽ ̄;)
ひとっこ1人いない状態で、
なんか、ドラクエの世界を旅しているような気分になりました
うん、スライムが出そうだ
7:30 宝永第一火口縁到着
ここまでは、特にキツイと思うところはないのですが、
写真で、わかりにくいかもしれないですが、ジグザグに続く登山道
通称『宝永山馬の背』
滑りやすく、段差の(足場の)ない急勾配、要注意です!
うちのパーティも1人が、ここでふくらはぎパンパンになり、機動力大幅に低下
無理せず、ゆっくり歩幅も小さめでいくことがオススメだと思いました!
8:40 馬の背ゴール地点(御殿場ルート下り6合目合流地点ちかく)
ここからゆっくり歩いても10分弱で、宝永山山頂に寄り道することもできます。
馬の背のジグザグ道途中で、登りながら宝永山山頂までショートカットできる道もありますが、断然登りきってから寄り道のほうが楽!
もし何人かのパーティなら、疲れた人は休憩。元気な人は宝永山山頂まで行ってみては?
写真は、宝永山山頂の碑と、宝永山から見るイカツい富士山☆
今回は、二人が休憩。
自分1人で宝永山頂寄り道してきました。
このルートでオイシイと思うのは、この馬の背を終えた時点で、『もー無理』
となり、下山しようと思ったとき、
この地点から下りの目玉『大砂走り』しながら降りれること
このルートにはそんな、逃げ道もあります☆
(自分達も天候悪化したら、ここで引き返す予定でした)
御殿場口6合目を目指し、
やっと、看板にプリンスルートの文字を発見
間違って下りの大砂走りを登らないように気を付けてください
☆多分アリ地獄のようで登れません(笑)実験済☆
9:45 御殿場口7合目到着!
あれ?6合目あったんでしょうか?気づかなかったのか、看板自体なかったのか…
とりあえず、山小屋は閉鎖され、トイレはありませんでした。
10:10 7合4勺わらじ館到着!
ここで、山小屋にあがらせてもらい、靴を脱ぎストレッチ
&甘酒やラーメンII
染み入る美味しさ(°∀°)
とても雰囲気が良く、みなさん感じのよい山小屋でした
ここで、行きたかったトイレもやっと行けます☆
7合目には、山小屋は3つ
どこも感じよい印象がありました☆
10:40 山頂まで最後の山小屋到着。7合9勺、皇太子が泊まった赤岩八合館。
山頂まで最後のトイレ休憩、と気温が下がってきたので1枚重ね着。
また、ドラクエしてるかのような1パーティでの登り。
抜くこともなく、抜かれることもない。
唯一、下りの方と何組かすれ違っただけ。
とくに、登山者の少ない御殿場ルート、
雨降った平日は、孤独だけど
人にあまり会わないことによって、
大自然の日本最高峰をを思う存分満喫しながら登りました。
11:55 8合目ー!
廃墟の山小屋。
そして、7合9勺から約1時間で八合目
(笑)( ̄▽ ̄;)
この1勺、遠っ≧(´▽`)≦
そして、雨がみぞれに(笑)( ̄▽ ̄;)
9合目見当たらず…
そして…
おっ!この鳥居まさか…
13:10 御殿場口山頂、到着
13:45 剣ヶ峰へ!(3776m)
地味に、御殿場山頂から剣ヶ峰
また登るので、疲れます
でも、晴れたらディズニーランドばりに並ぶ剣ヶ峰の写真待ちの列
雨だったので、クラブツーリズムのツアー客と数人しかいませんでした
神社でお守り買って、
14:15 下山開始
→ゆっくり下山(登山道と同じ道、大砂走りまでなるべく体力温存のため)
15:10 8合目
8合目から、7合目の間で、
ほんのちょっとお日さまが見え、
本日一番の景色が(≧▽≦)
宝永山、駿河湾、雲海のコラボ!
やはり、写真より実際のほうがスゴかったです。
16:25 7合目
ここから、楽しみの下山ルートのスタートです。
最初は、岩がごつごつ出ていて危ないですが、
途中から、
広々としたフカフカの砂利道が
ここは、最高に楽しかった
(17:00頃)
なるべく、大きい石のない、砂がたまったいる場所を選んで、かかと重心で、足首を捻らないように注意しながら走れば、
ある程度運動経験や体力のある人なら、最高に
楽しめるはず
ただ、足首のよわい人には大変なようです。
雲の上から、ふたごやまを望む
ラピュタを彷彿させる景色
17:30 次郎坊
ここから下は、ふわふわが少なくなり
足にトドメをさす感じ
途中
ガスの中で看板が
ここで間違うと、駐車場行けないらしい!
しかし、ガスると一気に風景かわりますね
18:00 大石茶屋着
18:20 駐車場着
無事下山
18:30日の入りだったので、予定どおりに下山できました☆
雨だったけど、充実した登山でした
雨の日に登山するメリット、デメリットを一部ですが体感しました
☆雨のメリット
人が少ない
滑りにくい(岩場は滑りやすいかも)
剣ヶ峰の写真撮影が空いてる(晴れているときは半端ない行列)
砂ぼこりがあがらない(大砂走り)
☆デメリット
当たり前だけど、濡れる
ガスりやすい(迷いやすい)
景色があまり良くない
雪やみぞれになることも
そんな感じで、雨の日も捨てたもんじゃないなーと思いました
とにかく、砂ぼこりが出ないのが一番有りがたかった!
最後に、やっぱり富士登山
誰でも行けるわけではないんだなと思った
うちのパーティ、
運動はしていなくてもハードな職種だったり、
実際、年間通してスポーツしてたりと、
各自、それぞれの同年代より動ける体だったのが、
初心者ながらみんな揃って登頂&明るいうちに下山できた理由なのかなと思いました。
あとは、雨だったこともある意味プラスだったかも
足場が乾いたときよりしっかりしていて、なおかつ暑くなかったので、体力消耗が晴れの時よりなかったのでは、と思いました。
ちなみに帰りに寄った
『御胎内温泉』
安くて、体も回復して良かったです!
また、富士山行きたいですね♪
今度は何処ルートがいいのかな?