高いクスリ

今週の月曜日から抗ガン剤治療が始まってる。



オレが使うのは錠剤タイプの普通の飲み薬。



こんなん。




しかし、この薬...。1錠5,000円！



これを1日2回、2錠づつ計4錠飲まなきゃいけない。



つまり、薬代だけで1日20,000円！月600,000円！！



なんて高さ...。どうもデビューして1年そこそこの新薬らしい。新薬ってのは高いのが薬業界の常識だとのこと。



知るか！そんなん！



でも、保険がきくみたいで一安心。それでも3割負担で約200,000円だよ。



これでも無理だ。払えない...。



そこで高額医療費支給制度を申請することで自己負担80,000円まで下げれるみたい。



よしっ！



さらに、長野県では肝炎治療に関する医療費の給付制度を行っている。



オレはB型肝炎肝硬変の方で、すでに2年近く治療をしてきたからそっちの給付制度も申請済みで専用の保険証ももってる！



すると、なんかんやで自己負担は上限10,000円ほどに。



助かったぁ～。



でも、オレは肝炎からガンになった過程があるから上限10,000円ぐらいで済んだけど、こういう補助が適用できない人、つまりいきなり肝臓ガンになった人とかは最低でも80,000円は払わないとこの抗ガン剤治療が受けれないってことになる。



貧乏人は生きられない。



これが今の日本社会の現実なのか。



オレは医療は基本タダにすべきだと思ってる。



税金を上げてでもね。北欧諸国みたいに。



税金の無駄使いはいっぱいあると思う。



例えば軍事費とか。



金銭的な問題で医療が受けれない。



また、医療費のせいで生活が困窮する。



自分のせいで家族に負担がかかると後ろめたい思いをする。



生きることが許されないのではないか...。



こんな思いをしている人って実際かなりいると思う。



病気の人もそうだし、高齢者や障害者も。



逆に言えば、健康でなければ安心して暮らせないのが今の社会。



ぜったいおかしい。



こんな社会において仏教はどう実践されていくべきなのか。



考えずにはいられんわ。



合掌