借金詐欺で派遣社員も被害にあった記事を見つけました。

以下、(消費者金融カード名義貸し詐欺:甘言に若者ら100人 /宮崎(毎日新聞) より引用)


 ◇被害者に「違法」の認識なく

 消費者金融カードを作らせ、カードと現金をだまし取ったとして詐欺の疑いで宮崎北署に逮捕された住所不定、無職、斉藤佐知子容疑者(52)。被害者は宮崎市内の若者を中心に約100人、被害総額は1億円にも上るとみられる。取材を進めていくうち、被害者たちに、いわゆるカードの名義貸し行為が「違法である」という認識がなかった実態が浮かび上がった。巨額の詐欺事件の背景を追った。【川上珠実】


 

逃げ切れず、署に出頭

 2月12日午後8時ごろ、宮崎北署に大きなカバンを手に、憔悴(しょうすい)した様子の女性が訪ねてきた。窓口の署員に「斉藤佐知子です」と名乗った。

 カバンの中には衣類などが詰められ、返済の取り立てから逃れるため、ホテルを転々としていたことをうかがわせた。調べに対して素直に容疑を認め、ホッとしたようにも見えたという。

 事件は1月末ごろ、被害者たちに、金融業者から多額の返済を求められる請求書が届き、発覚した。斉藤容疑者が署に出頭したのは、相談を受けて結成された弁護団による「被害者説明会」が開かれる2日前のことだった--。




名義貸し、罪の意識なく

 170万円をだまし取られた宮崎市の男性(23)は、妹の紹介で斉藤容疑者に会った。06年、大学2年の夏だった。

 待ち合わせ場所は市内の駐車場。グレーのパンツスーツ、茶色く染めた髪をポニーテールに結んだ斉藤容疑者は「だんなが大きい会社をしていて、通帳にお金がないと銀行の融資を受けられないんですよ。1年で返すからカードを作ってお金を貸してくれませんか?」と持ちかけた。明るく、はきはきした口調だったと男性は記憶している。

 「親に借金がばれると困る」と渋る男性に、「私の会社に勤めてると言えば請求書も会社にしか来ない」と説明した。

 カードを作り、金を借りればその場で1割がもらえる。すでにそうした友人が20人以上いたことも、男性の警戒心を解いた。結局、その足で消費者金融の無人契約機に行き、カード1枚を作って40万円とともに渡した。謝礼として4万円を受け取った。

 「自分が借りた金を他人に貸すことが悪いとは思わなかった」と男性に違法性の認識はなかった。しかし、「金融業者から金を借りた」のは、あくまでこの男性だ。県警捜査2課の幹部は「カード貸し自体が立派な犯罪」と被害者にも落ち度があったと指摘する。



このような消費者金融を利用した名義貸しによる借金詐欺は私が知る限り、すでに10年以上前には行われていた詐欺行為です。

消費者金融カード名義貸し詐欺は、詐欺の一つの事例でしかありません。

形をかえ、人の弱みにつけこみ、借金させる詐欺は他にもたくさんあります。恐ろしいことです。

私も過去に似たような詐欺(保証人詐欺、保証金融資詐欺)にあったことがありますので、とても他人事とは思えません。


うまい話なんてありませんので、皆さんも気を付けて下さい!!!



公式HP http://saiseinokai.com/

モバイルサイトhttp://www.saiseinokai.com/m/

24時間無料相談受付中 お問い合わせ03-6435-0755




人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ  ←クリックお願いします(^O^)/