雨が降り、地表に、川に、海に注ぎ、森を潤し、天界に上昇し循環する。そうした循環の法則を
活かした地産地消プロジェクト。これからの社会を活性化する協働のプロジェクトともいえるので
はないでしょうか。
日経の農村レストラン人気2位のまめやは、農産物だけでなくエネルギーの地産地消を実践し
ている珍しいレストランとも言えます。
勢和の里多気町の水土里ネットワークという地元の人々が発足した「多気町勢和地域資源
保全・活用協議会」は地産地消型エネルギー利用の理念に基付く循環経済プロジェクトを
を発足させたのです。このプロジェクトは民・官・産学チームという非常に稀な編成チームで、地
元の人々の熱意が、地域自給圏の構築という哲学を共有する多彩な人材を集めることに成功した
ようです。
民チーム 多気町勢和地域資源保全・活用協議会、自治会、ゆめ工房、まめや、営農組合など
多様な主体。
官チーム 水土里ネット立梅用水、多気町、三重県、水土里ネット三重、農林水産省東海農政局
産学チーム 協和コンサルタンツ、九州工業大学、東京農業大学、テクノエイト
このプロジェクトチームは地域の豊富な用水路を利用して電気を作るという発案当時、画期的な
構想を打ち出したのです。そのプランを実現させたのが世界で初めての相反転方式による小水力
発電機で、わずか50㎝の落差の水流により電気をつくりだすことに成功したのです。
人気レストランまめやの電力はこの自然エネルギーを使用したものです。
写真は農産物の加工場ゆめ工房の横を流れる川の水流を利用して発電している実証実験の情景
です。小さい緑の発電機が見えます。大きな工事を必要とせずに、簡単に発電がで可能なのです。
経済循環による地域自給圏の構築を推進するミラクルパワー、小水力発電機について次回はレポ
ートしてみます。