総会 = 京都府古民家再生協会 | 200年住宅のススメ

総会 = 京都府古民家再生協会

京都府古民家再生協会 総会

                     平成24年5月26日(土)

1.収支報告
2011年度決算報告 *別紙参照 残金次年度繰越

2.今期入会について

3.閉会


第13回京都府古民家再生協会 例会

                      平成24年5月26日(土)
議事:藤川 麻美子

出席者:8名 奥田理事長・北支部長・円満字洋介・岸野覚也・内山佳之・木村博・赤羽・藤川麻美子

1.開会宣言


2.南部支部主催 実技講習 開催報告

 →北支部長より
岸野鑑定士はじめ奥田理事にもお手伝いいただき有意義な講習となり感謝しています。
当日は13名の参加者、関東からお越しいただいた鑑定士から感謝のお葉書もいただきました。
鑑定書の書類がまとまり次第、鑑定書を発行し施主様宅に伺う予定(6月ごろ)

 →岸野鑑定士より
講習自体がグルーピングを主に進め、時間配分が難しく何度か開催することで慣れていきたい。人に物事を伝えることは自分がきちんと理解していないと難しく思う。
自宅へ帰り図面を完成させるのにサイズが合わないとこもあり写真をしっかり撮ることの大切さ。また機会があればお手伝いさせていただきたい。

 →奥田理事より
京都府南部は奈良よりな影響もあり、構造組み手も市内とは異なる古民家が多い。
今回の厨子二階は非常に綺麗で参考になった。
鑑定士が講師となり実技講習を進めるのは初めての試みでしたが、
実践向けの良い形の講義だったと思う。
京都府各地に点在する異なる古民家で構造など学ぶ実技講習を企画。
協会理念・鑑定士の業務を学んでもらえる実技講習を今後も開催。


3.兵庫県古民家再生協会主催 実技講習の案内


4.木のソムリエセミナー開催報告
→4月14日井上幸一会長をお招きしての初開催。会員はじめモクサンマチヤ関係者、お施主様も参加。ザックバランに進行される楽しいセミナーであった。
2時間では短くもっと話を聞きたいという意見が多く聞かれた。

→参加して(円満字鑑定士より)
以前では「当たり前」だったことが今では乗車は「めんどくさい」から説明もしない、
ユーザーも聞こうとしない現状があるのだと思う。ユーザーにも大変わかりやすいセミナーでもっともっとこんな話をたくさんの方が伝えてほしいと感じた。

 →参加して(内山鑑定士より)
セミナー自体はとても分かり易い。が・・・ユーザーには現実的な話として理解してもらえるか。


5.グリーン建築の家「モクサンマチヤ」進捗
→円満字建築事務所 円満字洋介氏より
4月29・30日構造見学会を終え、ご参加いただいた方の半分は施主の知り合いの子供たちで、餅まきのかわりに、施主提案で「菓子撒き」も開催。
30日にはショートセミナーを3つ交え、みなさんに楽しくグリーン建築を学んでもらえた。完成見学会までにもう1度セミナーなど交えたイベントを企画したい。
現在は中間検査も完了し、残り2ヶ月くらいというところです。
長野から取り寄せた古材を3本再活用し、存在感も伝わる。

 →(木村鑑定士)古材は何処に使ったのか?
階段室の小屋桁1本・主寝室の小屋桁1本を構造材とし、キッチン入口に化粧梁として1本

 →認定施工店(有)comfortlife奥田氏より
セミナー3本は、①円満字氏から京都に残る木造三階建て町屋の写真などを元に、
木造の歴史に沿った京都にふさわしい住まいの考え方など。
集積町屋の集合である京都の「モクサン」の必要性をより理解しやすい内容。

 ②納入材木店で構造設計士の植森氏から構造計算について、
壁量計算~許容応力度計算~限界耐力度計算など「家の強度」を焦点とした内容。
「モクサンマチヤ」がどのような考え方から計算されたかも紹介。
とても難しいハナシですが、非常に重要なコトであり一般ユーザーや業界人にも
理解いただきたい内容。

 ③奥田氏からH24年2月全国大会で発表した内容+進行して感じるコトをアレンジした内容。
木造3階建ての基準を満たす中、限りなく金物使用を抑えた構造で成り立つ「モクサンマチヤ」は見学されるプロが驚かれる程です。まもなくほとんどの構造も隠れるが、是非見ておいて欲しい。


6.動的耐震診断について
・栃木県・愛知県に続き、福岡県・広島県で実地検証を予定。
→京都府(関西圏)でも検証をすすめれないか?(連棟長屋なども検証データとしても面白い)
 

 ・6月19日滋賀例会の案内 

 園田理事による「動的耐震診断セミナー」参加要請

 →参加予定者:(5名)円満字設計・岸野1級鑑定士・北支部長・奥田理事・藤川
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