敷地内の3棟を古民家鑑定されました | 200年住宅のススメ

敷地内の3棟を古民家鑑定されました

敷地内の3棟、母屋、蔵、納屋とも鑑定調査をされました。

まずはメインの母屋は築101年で鑑定の結果は

鑑定士さんコメント
母屋においては当時の屋根瓦及び屋根下地さらにタルキまで全面的に改修された事が目認できた。そして一階の座敷4部屋以外は大幅に改装並びに一部水廻りに増築及び改装が施されている、又二階においては階段の位置替えと室内の改装がされていて、その部分ではアルミ建具に取替え内障子などが取替えられている。尚、構造材に於いては概ね使用可能と思われるが、二階の加重による経年で柱下部の基礎沈下が覗えるため一部にレベル調整が必要であり、移築等においては一部土台の取替え等が必要と思われる。

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古民家鑑定書の評価は、
再生移築が可能です
伝統資財の価値を踏まえた建物価格(税込)は
8.529.300円と出ました。

蔵の鑑定は築105年で鑑定士さんコメントは
旧、蔵においては当時の屋根瓦と見られるが、外壁下部の一部はサイディングで改修している。さらに内部においては主に寝室として使用され、その一部は天井を拵え、一部は中二階までの吹き抜けとして使用している。残りの部分は旧の蔵としての物置などとして使用しているが、中二階の部分は床組みを新たに改修し、間仕切部も新しく改修の後が覗える。柱に於いては床組みを施しているため基礎に面している部分の腐食等は確認し辛いが多少の腐食は有ると思われる。又梁は部屋部分は着色し、その他は既存の状態である。

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古民家鑑定書の評価は、
伝統資財の再活用が可能です。

伝統資財の価値を踏まえた建物価格(税込)は
2.720.610円と出ました。

納屋の鑑定は築105年で鑑定士さんコメントは

納屋においては、ほぼ建築当時のままで推移されているようである。一部柱を撤去した部分での桁補強を鉄骨で施されている他はそのままと見受けられ、明治の建造と納屋の利用なので、さすがに全体的にかなりの劣化が見受けられ今すぐの倒壊はないと思われるが、補修費に相当な費用がかかると想定されるので、ある時期には建替え等の検討が必要と推定される。又、構造材に於いては梁の1本から2本程度が利用できるであろうと思われる。

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古民家鑑定書の評価は、
伝統資財買い取りでの解体が可能です。
伝統資財の価値を踏まえた建物価格(税込)は
2.130.365円と出ました。

この価格は、古民家鑑定は「宅地建物取引業法第34条の2第2項」及び、不動産の鑑定評価に関する法律に基づく不動産鑑定評価ではありません。
古民家のリユース促進のために定めた判断基準に沿って価値を表したものですので法的な証明にはなりませんが、未来の子供たちのために、ひとつでも多くの文化的遺産である古民家の保全、及び耐久性の確保に貢献するためにユーザー様にその価値を知って頂く為の価格だと考えております。

この古民家を解体しないで再生する事で、少なくともブナの木が1年間に吸収する二酸化炭素の量に換算すると

トータルで7931本分に相当します。

古民家鑑定について詳しくはこちら
http://www.kominkapro.org/


*個人情報保護により物件の所在地、所有者が特定できる情報は記載しておりません。