それは今から約6年前のことでした。
もともと、私の母親は本が大好きで、その時も新聞の広告欄に載っていた、とある本に目をとめたのでした。
興味本位で、「へ~、この本面白そうやな。」とか言いながら、数日後、母親がその本を購入してきてくれました。
当時は、さら~っと読み、その後、約半年前まで本棚の中で眠っていたのです。
ところが、この約半年の間で状況が激変。景気後退の影響をモロにうけ、会社の状態も激変です。
今まで、銀行の返済なんて、1度たりとも遅れたことはなく、ちゃ~んと銀行の言うがまま、要求にもこたえ続けてきました。しかし、本当にここ半年、私たちのような中小零細企業はいわゆる「貸し剥がし」に合っているのです。
そん中、売上高低下に伴い、いよいよ銀行への返済は遅延し始め、、、何とか昨年末には政府の緊急保証制度融資を確保。。。しかし、環境が激変したこの半年、そこまで会社を存続できたのも、この1冊の本のお陰でした。
それは、昨年の8月。ふと、この本のことを思い出し、「もう一度、読み直してみよう。」と思ったのです。
本当に、運命的な再会というのでしょうか。。。本の内容がドンドン頭に入ってきて、気が付くと数時間で読みなおしてしまっておりました。 この読み終えた瞬間の、脳裏に「ガツ~ゥン」ときたものを今でもはっきりと、覚えています。
そうです。このとき、私は今の状況を生き延びる、そして事業を存続させ、まだまだ未来につなぐ。そのノウハウの取っ掛かりに再会したのです。
ここでは、直接「どなたの?」「本のタイトル」等を公表することを避けさせていただきますが、お知りになりたい方は、個別にお尋ねください。
さて、この本の中身についてですが、基本的には「借金をいかにチャラにするか。」(言い方は悪いですが、どのように債務を圧縮するかということです。)について書かれておりまして、この業界ではかなり著名な方の書物です。
以前、読み過ごした時には、何とも感じすらしなかったこの本ですが、今読み返してみると、なんのなんの!ここまで書いて良いのか?とも思えるくらいの内容でした。
私は、思い立ったら即行動に移さなければ気がすまないタチでして。。。早速、この書のとあるコンサルタントに連絡をとりました。それから、面談1回、勉強会には何度も何度も出席し、色々な智恵(知識)を学びました。
本当に、借金なんて、どんなものなのか分かってしまえば、「な~んだ!そんなことかっ!」て笑い飛ばしてしまえるようなものなのです。
ですから、このブログをお読みのかたで、借金問題のせいでノイローゼになりそうな方がおられたら、ぜひ、このブログを読み進めてください。きっと、何かのヒントが見出せるはずなのです!
しかも、私もまだまだ借金圧縮計画実行中('-^*)/の身です。
もし、このブログの読者の方に、この借金圧縮について何らかしらのお知恵のある方がおられたなら、是非ともお教えください。私は、まだまだ若輩者ですから。
本当に、まだ圧縮作業をはじめようとしているところです。
ですから、このブログはノンフィクション。。というか、、、
私が体験するがままのことを書き綴ります。
皆さん、考えてみてください。
金融機関はお金をかして、利息をとることをビジネスとしています。決して、慈善事業でお金を貸してくれているわけではないのです。「利息」という「もうけ」をきっちりとってます。
金融機関は個人、又は法人を相手にどれだけの「利息」をとって、元本を回収できるかを見極めれるプロ中のプロです。担保もむやみに取るものではありません。その担保を使って、どれだけの保全が出来るかを見極めます。
そんな、金融機関の誤算が我々金融のノンプロに課せられなければいけないなんて、とんでもない話です。
「借りたものは返す。」これは当たり前です。
しかし、「返せない。」のも当たり前なんですね。「返さない。」のではないのですから。
金融機関の人間は「知的な詐欺師」だと覚えておいてください。
そして、金融機関と戦うために、智恵をつけ、自分の脇を固めましょう。
「知的な詐欺師」には「知的な方法で。」決着をつけるのです。
金融機関の人間と話をするときは、必ず「録音」してください。
相手は、「証拠」を残したがりません。。
さて、明日のブログではこの「知的な詐欺師」による「詐欺事件」(実話)についてお話しましょう。