台湾のローカルフード。
自家製『魯肉飯(ルーローハン)』(滷肉飯)
肉そぼろの煮汁とともにご飯にかけた美味しいものです。
その肉そぼろは、一般的には脂身が多い豚肉を使って、八角や他香辛料などと共に煮込んでどちらかと言うと甘辛い味付けなので、日本人も好きな方が多い料理です。
昔からですが神戸も台湾系中華料理店も多く、馴染み深いもので。スパイス使いは、意外と優しいと言える料理の一つで
普段から漢方を日常的に取り扱っているので馴染みやすい味わいです。スパイスにおいては、インド料理の方がより強烈だったりもしますしね。
今回は炊き立てコシヒカリで仕上げてみました。八角をよりきかせつつ香ばしい仕上がりに。
しっかりと美味しい栄養。
台北と台南ではこの滷肉飯は呼び方も違うそうです。
気候や土地の状況などもあるので、それらの食文化を辿るとまた面白いですね。私はなぜか昔から台湾人に好かれやすく(笑)
学生時代も頻繁にご馳走していただきました。
ご家庭でもこういった料理を取り入れてより本格的に仕上げる。
そうすることで世界の見え方も変わってくることでしょう。
同じレシピでも、全く異なる料理が実際にできるので、それらはセンスでもあります。
そんな知恵と工夫を子供に学ばせてあげれる良いチャンス。
美味しい栄養を。
美味しく器用に世界の食文化を楽しみましょう。
料理研究家 指宿さゆり
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