「アートってどう観たらいいかわからないんですよね・・・だから苦手で。」

 

って思ってる人は意外と多いみたい・・ってことに最近気づいたんです。

 

 

ん?

 

ちょっと待てよ?

 

 

 

ってことは何か「観かた」みたいなものがあるという風に思ってるってこと・・

 

 

それもなんか「正しい観かた」や「間違った観かた」みたいなもんがあるように思ってませんか?

 

 

 

わかるなぁ~~。

 

 

 

私はそれ、音楽に対して思っていて。

 

 

「音楽はよくわからないんですけど、聴くのは好きです」とか

「難しいことはわからないけど、ボサノバが好きです」とかとか。

 

つい言っちゃう。

 

 

それと似てるのかなぁ~~と。

 

 

 

だってね〜

ジャンルの区別がよくわからないし。

なんか間違ったこと言っちゃうと恥ずかしいし。

よくわかってもいない人間が語ってはあかんのとちゃう?

 

 

 

それを聞いた音楽好きの友人がびっくり目玉で

 

 

「え!そんなことないないない~音楽は聴くものだし、好きならそれでいい。楽しかったら尚いい!!難しく考えないで~~」

 

って言ってくれたっけ・・。

 

 

 

 

 

ところで美術館でアート観賞をするとき、よく作品の横に説明文が付いていますよね。

作家名、年代、題名などが書かれていることが多いです。

 

 

それ、あなたは先に読む派ですか?

後に読む派?

読まない派?

 

 

・・つまりあれです。

映画のネタバレが嫌いか、原作やパンフレットを読んでから観るか。

そんな違いですよね~。

 

 

それって、右脳派か左脳派かっていうようなもんで、どっちがいいとか悪いとかはない。

 

 

自分がどう感じるのかが楽しい・・つまりいろんな感情を味わいたいタイプ

 

なのか、

 

作品の成り立ちや背景が知りたい・・つまり作者の意図を読み解きたいタイプ

 

っていう切り口の違いなだけ。

 

 

 

 

 

だから。

 

 

 

アートは難しい・・・?

 

 

 

難しくなんてないなーーーーーい!

 

 

 

 

 

だってね~~

 

 

ここだけの話

 

うちのベテランバイヤーであるオットですが・・・

 

 

仕入れてきた書の掛軸を見て私が、「なんて書いてあるの~?」と聞くと

 

 

 

 

 

なんと

 

 

 

 

「知らん」と。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本画の掛軸を買ってきたので「これ誰の絵?」と聞くと

 

 

 

 

 

あろうことか

「知らん」と!!

 

 

 

 

 

いう時があるわけですよ。

 

 

 

 

これね、わかりもしないものをいい加減な値段で売ってる、って意味じゃないんですよ(彼の名誉の為に言っとく 笑)

 

 

 

ヤツはもう35年以上骨董屋やってます。

でもまだわからないものが出てくる。

(そういう意味ですよーー。)

 

 

それほど骨董は奥が深いし、古いものには謎が多い。

 

 

 

 

経験豊富なプロ同士なのに、売る方も買う方も説明不可能なものを売買することがある。

そんなものにも値段がつけられてちゃんと商談が成立しているのです。

 

 

どうですか?

 

 

 

 

 

衝撃の事実ーーーーーーー!!!!(笑)

 

 

 

 

じゃないですか?

 

 

 

彼らは毎日のようにプロのバイヤーしか出入りできない業者の道具市場に出勤(?!)しては、おびただしい量のモノ(古美術・骨董品)を見ているのです。

 

 

それって一般ピーポーの私たちが

一生の間に目にする骨董の数を1とすれば、

たった一回の骨董市場で500倍以上は、

目にしちゃうくらいなんです。

(by彩子調べ・・めちゃ大雑把ですけど)

 

 

しかもそれを何年も何十年も繰り返している!!

 

 

 

そりゃぁ~目も利くようになりますわな。(急におっちゃん風)

 

 

 

 

 

そのものが何かわからなくても、大体の相場がわかるようになる(んだそうですw)。

 

 

 

 

 

 

あ、でもでも。

 

 

 

私の言いたいことはソコじゃない。

 

 

 

 

 

そう。

 

 

値段はわかるけど、作者や詳細はわからない(ことも多々ある)。プロでも。

 

↑ココです。

 

 

 

値段の相場ってのは数をこなす経験で養うもんです。

詳細がわからなくても売買できるのがバイヤー

 

 

歴史には謎が多すぎる。わからないことだらけ。

 

 

どこかのお寺で〇〇の作品が新たに発見された!とかよくニュースになりますよね?

 

歴史の定説は新発見によって簡単にひっくり返され、新事実が上書きされていってます。常に。

 

だからこそ大学の教授や美術館学芸員は、一つの作品を深~~く掘り下げ、犯罪捜査官並みに追求・検証・立件している。それが研究者の使命ですもんね。

 

 

 

そして私たちは鑑賞者

 

 

 

骨董のプロや研究者でもわからないことがあるんですもん、

知らなくても恥ずかしくないと思いません?

ってか、わかるはずないですよねぇ・・。

 

 

 

値段が知りたければ骨董屋になるといいし、

作品を詳しく知りたければ研究すればいい。

そんなことはプロに任せておいて・・・(笑)

 

 

私たちはもっと肩の力を抜いて〜

 

 

 

 

美術館のアートには説明文がついてるし、読みたい人は読む、読まない人も結構いる。

まして作品に値札なんて付いてない(笑)んですから、

 

 

 

極端に言えば鑑賞者にとってはそんな情報(値段や詳細)全て必要ないのかも。

 

 

 

 

 

 

わからなくてもいいじゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だったらね。

 

 

 

ただ楽しんだらいいんです。

 

 

 

 

 

 

作品の横についてる説明文、私なんて読んだ端から、次々と忘れてしまう(爆)

 

 

観た絵さえもよっぽど感動した数点をのぞいて綺麗さっぱり忘れてしまいますもん。

 

 

 

 

 

それでも美術館を出る時には

 

 

 

いや~~~~~~いいもん観たな💟

 

 

 

眼福💟

 

 

 

って思う。

 

 

 

 

それでよくないですか?

 

 

 

 

そのアート、何が良かったの?とオットに聞かれたらこう言おうっと・・・

 

 

 

 

 

「なんでって??

 

 

 

 

 

 

 

ん~~~~~~

 

 

 

 

 

 

知らん

 

 

 

 

 

 

 

 

この道35年のベテランバイヤーであるオットと全くの素人である嫁。

くすっと笑える二人の落差から垣間見える、骨董をめぐる発見とは?

 

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生家が代々続く骨董屋だったわけでもなく、短大卒業後の仕事は保育士、もちろんのこと骨董品のことはほとんど知らず鑑定なんかできません。

 

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