こんにちは😃
シアレの加藤です。
今回は白髪ぼかしについて
お話ししていきます。
最近よく白髪ぼかしという
ワードを耳にします。
ということはお客様がテレビやsnsで
その情報を手に入れることが
多くなったということ。
しかし、実際やってみたけど
「なんか思ってたのと違う」
という方が多い気がします。
まずは白髪ぼかしとは具体的に
どんなものなのか解説していきます。
白髪ぼかし＝明確な決まりはない
基本的にはメッシュをブリーチで入れたり
全体的に明るく染めて、
根本から生えて来た白髪が気にならない
ようにする。
↑
このためにやる事がお客様の状態に
よって千差万別すぎて
定義が難しいわけです。
その結果、一般の方は「なんかインスタ映えしてる
いい感じのやつ」
「根本が生えて来ても気にならなくなるやつ」
くらいの感覚で相談される事が
多いです。
後述しますが、そんな軽いノリで出来るものでは
ないです😆
なので白髪ぼかしはそのお客様の状態と
担当する美容師さんの感性の数だけ
存在すると思って下さい。
そして、場合によっては1度の施術では
出来ない(こっちのが多い)
可能性があり2度3度と長いスパンを
かけてやっていくものとご理解ください。
白髪ぼかし＝染めるペースが遅くなるは✖️
白髪ぼかしについて
相談される
お客様は
「根本が伸びて来ても気にならなくなるやつ」
と思ってる方が多いです。
＝頻繁に染めなくて済むようになる
といつ解釈が多い気がします。
しかしそれは間違いです。
どちらにせよ根本は伸びて来ますから、
気になるものは気になります。
あくまで白髪ぼかしは、
染めたところと伸びて来たところが
くっきりしづらい
くらいのものです。
ですので「美容室になかなか来れないから
白髪ぼかししよう」
は間違い。
むしろ1ヶ月に1度通っていただく前提でないと
思い描いた綺麗な色には
近づいていかないでしょう。
僕は
「デザインとして楽しむのはとてもいい事ですが
染めるスパンが長くなる物ではないですよ」
と、５万回くらいお客様に言ってきました😆笑
写真で見る白髪ぼかし
この画像
画像のような白髪染めをしている方。
根本は50:50の割合だとします。
「白髪ぼかしをしたい」
と言われたら、、、
第二候補で
「今回から少しづつ根本を明るい薬に
変えていって、月1回染めて暗い部分は
カットしていって
5ヶ月後、明るい部分が多くなったら
全体ブリーチメッシュを細かく入れて
それからオンカラーしましょう。」
第三候補は
「今日、全体ブリーチをしてその後
メッシュを入れて
更にオンカラーしましょう」
↑多分6時間とか(正確には何時間かかるかわからない上に綺麗にいくかも疑問)
なので現実的ではありません。
お客様もそんなに時間かかると
思って来てないでしょうし。
なので
第一候補は
「やめといた方がいいですよ」
になります！笑
第三候補は髪の体力的に考えても
非現実的だし、
第二候補はお客様が月一で通っていただく
&
髪を切る前提(伸ばしたくなっちゃった禁止)
で5ヶ月かかるという。
お客様の状態が
画像くらいのトーンだと
とんでもない根気と金額が
いります。
白髪ぼかしした後はパーマは諦めてもらいます。
縮毛矯正も髪の体力次第では出来ません。
そして残念ながら普段セルフカラー
している方に多いのがこのトーンです。
(実際毛先はもっと黒く、ダメージ毛)
ですので
「染める頻度を少なくしたい」
からやる物ではない。
と僕は考えます。
(ネットで拝借した画像です)
ブリーチは難しいんです。
僕もたくさん失敗しました。
2度と味わいたくないです。笑
白髪ぼかし反対なわけではない
散々デメリットばっかりお話ししちゃいましたが
デザインを楽しむのは大賛成です！
むしろやりがいがあります。
今はYouTubeやインスタで
「白髪ぼかしで大変身！」
とか
「失敗されたカラーを極上に〜」
みたいなのをお客様はたくさん見てます。
あれは撮影ですから笑
お客様側も美容師側も
時間も料金も無制限でメニューを
提案できるならいいのですが、
実際の営業とお客様の都合とを
擦り合わせると
出来ないことは多いです。
そのお客様のイメージと
現実のギャップから白髪ぼかしが
うまくいかない、なんか違う
下手すれば失敗に繋がったり
してるのだと思います。
その辺を踏まえて担当の美容師さんと
相談して楽しんでいきましょう👍
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水曜定休
担当 加藤竜成