イーファの樹の上にあった光が大爆発。

それを見たベアトリクスは、あの爆発では助かりはしないと嘆きます。

…んが。
乗船していたミコトが、まだ生きていると。
なんで乗ってんだミコトー!?

それはさておき(気になるけど…)。
場所までわかると言います。
「あの人」が教えてくれたと…
…誰?
ガーランド?
消えたんじゃなかったん…?

で、ヒルダガルデの方が近いということで、ジタン一味の回収を依頼。
諦めていたシドも訝しみながらも助けに来てくれます。


ヒルダガルデが到着し、シドに促されてみんなが船に乗り込もうとした時。
ジタンに声が聞こえます。

「ジタン、生きるんだ…」

って。
これはクジャだったらしい。
おどろいたおどろいた!
生きてたことより、ジタンに生きろと言ったクジャにおどろいた。

…で、ジタンはクジャを助けに行くと言い張ります。
共に行くという仲間に、これは自分の決断の時で、お前らにはまだやらなきゃならないことがあるはずだと言い置き。

ジタンは、自分がクジャの立場であったら同じことをしたかもしれないと。
現に、そうなる確率も高かったわけだしね…
また助けられるかも知れない命を、放ってはおけないと。

ダガーには王女に対する礼を取って、ここで誘拐の話は終わりだと。
ダガーもそれに倣い、王女としてジタンに礼を言います。
けれども、やはり帰ってきて欲しいと言い残して。

ダガーに別れを告げてまで、クジャを助けに行くジタン。
きっとさ…上記のような理由だけではないと思う。
同情とかそういうのだけじゃなくて、きっとこう…肉親に対する愛情みたいなもんも、少しはあったんじゃないかな…

とかね。
思ってみたり…



で、ムービー。
イーファの樹に邪魔されながら、なんとか内部へ。

しかし、落下途中に横たわるクジャを発見してしまいます。
無論重力には敵わずそのまま落下。
着地も立派にこなせず…ちょっと笑い。

ほいで、樹を登りクジャの元へ。


しかしクジャはジタンに何故来たんだ、と。
今ならまだ間に合うから逃げろと。
僕のことはいいから、と…
…クジャ…

もちろんジタンが逃げるわけもなく。
そんなジタンを見て、君の考えが理解できないと。
ジタンは、誰かを助けるのに理由がいるかい?
って…

ちなみに、ミコトに伝えたのもクジャだったようで…
他の仲間のことまで気にかけてくれている様子。


2人の会話は続きます。

次は俺たちが逃げる番だというジタンに、クジャは君たちを道連れにしようとした僕に生きる資格はないと…
また、全てに負けた僕は、この世にいらない存在だと言います。
しかしジタンはこの世にいらない存在などないと。
自分に逃げろと言ってくれた、と…
許せはしないけど、クジャを死なせたくないという気持ちが…

クジャは、ジタンたちとの戦いに負けて、失うものがなくなったと。
そのために、生きることの意味が少しわかったって…
でも、遅すぎた…

そう言うと、息を引き取ってしまいます。
クジャ…


そこに、イーファの樹が2人めがけて襲ってきます。
クジャを庇うジタン。
ここで二人の話は終わってしまいます…



けれども、ミコトがイーファの樹と思しきところに登場。
クジャのことについて、物思いに耽っている様子。

自分たちがつくられた目的は、過ちであった。
ただ、これを克服した人がいるということ。
そのことは伝えていきたいと…
この記憶を絶やしたくはないと。

自分たちがこの世に生を受けたことは、決して間違いではなかったと。

…クジャは、ブラネ女王を操って殺したり、アレクサンドリアを攻撃して壊滅状況に追い込んだり。
ガイアでは死神としてしか残らないだろうけど…
テラでつくられた存在であるジェノムたちにとっては、救いになるのかなと。
希望に、なるんだと。

それだけで、クジャは救われるんじゃないかな…
そりゃね、そんなことを望んでやっていたクジャではないだろうけど。
その生は無駄ではなかったと、そう思えることがあるだけで良かったんじゃなかろうかと思う。






場面変わって、月日が流れた頃。

まずビビ登場。
と思いきや、何だか様子が…
パック王子と再会するも、気付かず。
うん?…と思ってると、たくさんのビビが…
…って、これみんなビビの子ども!?
えぇ!?
どゆこと!
生む…ことは…ないよね?
作った…てことも、ない…よね…?
…えぇ!?

ほんでフライヤ。
フラットレイと、ブルメシア復興の為に尽力しているようで。
記憶が戻ったのかはわからないけど、生きていればそれでいいと。
思い出はまた作っていこうと…

んでサラマンダー(順番忘れたけど、このあたりで登場したような…)
ラニと絡んでました。
一緒にアレクサンドリアへ向かうらしい。
…二人とも、丸くなったね。

ベアトリクスは…
アレクサンドリアを去ろうとしてたみたい。
理由はわからないけど。
でも、スタイナーにお前を二度と失いたくないと言われ…
…スタイナーいい男になったじゃんよっ!!

クイナ…は。
厨房でなにやらやってました。
料理のことでいろいろと…
ホント、好きやね~

ほんでエーコ。
シド夫妻の娘になったらしい。
よかった…
天涯孤独のこの子がどうなるか、それが気がかりだったんだ…
タンタラスにはちょっと…って思ってたけど、シドの娘になるんだったら、きっとしあわせになれるよ!


この間、ビビのいろいろな思いが語られてました。
もはや裏の主人公といった感じだね…

でも、ビビは…
記憶を、空に預けに行くと。
…ビビ…
無音のさようならは、思ったより胸にきました。



ダガーも、あの日々が二度と戻ってこないことに悲しみながら。
それでも泣いてばかりはいられないと。
涙は、勇気に換えて…と。






またも場面変わってタンタラスの演劇。


きみの小鳥になりたい


マーカスがフードを深々と被って登場したんで、まさか…と思ってたけど。

夜明けに出航する船に乗り、駆け落ちをしようとしていたマーカスとコーネリア。
ところがブランクの策略でコーネリアは来れず。
まぁ…そのブランクもレア王に処刑されてしまったけど…

しかしコーネリアを信じるというマーカス。
祝福しない太陽ではなく、夜明けの空に浮かぶ2つの月に向かって祈ります。


おお、月の光よ、どうか私の願いを届けてくれ!

会わせてくれ、愛しのダガーに!!


フードを取ると、そこにはジタン。
ダガーは驚きに立ち上がり、すぐさまジタンの元へ向かいます。
邪魔をするかと思ったスタイナーとベアトリクスは、扉を開けてダガーを促します。

途中、宝珠を落としたもののそれは放置。
また頭の飾りも取っ払って、ジタンの元へ。

女王としてではなく、ダガーとして向かったのね…



最後の会話は、何故ジタンは助かったのかということ。

ジタンは助かったんじゃなく、生きようとしたんだと言います。
いつか帰るところに帰るために。

だからうたったんだ。
あのうたを…