少年A 首切り 心の闇 | 音楽ライターさんの片手間ブログ

少年A 首切り 心の闇

「結局ナイフ事件の犯人は俺だしキミだ。」


***********


何処から来て 何処に行くのか


暖かな生活に飢えた荒んだ心

求めるものが何もない日々

願いは儚く 脆弱な心は震え


壊れていく未来 凍りついて過去

歩けるのか 孤独の中で


ハーメルンの笛が鳴り響く この世界

過去が今を縛り 今が未来を追い詰める

心の中 時間を消せる場所は何処に


なんという光景だろうか

恐怖に耳を塞ぎ 音楽の消えた街に住むことは

いずれ歌は消え 残骸だけが残されるのだろうか


キミがキミの声を感じる時

笛の音の中 壊れ続けてきたこの世界 

壊れ続けていくこの世界


鳴り続けるハーメルンの笛 かたどられていく時代

約束された未来図に本当に人間はいるのだろうか


刻み込んだ痛みを叫んで 壊れるまで 見えるまで

深く より深く その存在の深遠により深く


時をただ時として感じられたなら

僕達は出会えるのだろうか・・・・・


***********:

人が持つ殺意とか憎しみだとかは、

それこそ世界中の人間を血の海に沈めても終わらない。

負の感情の世界は本当に底なしの闇だから。

最後には人としての機能を失わせるぐらいの。

たとえモンスターになっても終わらない。

負の引力に引かれても、宇宙を目指して飛ぶしかない。

それ以外の方法で人は人になれないのだから。

常に戦ってないといけない。


今、メディアの奴等が言っていることは10年前と同じ。

だからいろんなアーティスト達が放ってきたメッセージを

俺も伝える。


「自分という存在に対して目を覚ますこと」


たった一人の人間にだってできることがある。

傷ついた心に呑み込まれることなく、

立ち上がって世界を見つめる時だ。


抵抗こそ人間の美学。


それに気付いてほしい。