残酷な時代を生きるキミへ | 音楽ライターさんの片手間ブログ

残酷な時代を生きるキミへ

久しぶりに美学系。


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BLOOD RAIN


心を引き裂かれたキミに もう明日は来ない

ただ一人打ち捨てられて

ひどい痛み 心に打ち込まれたナイフ

誰も来ない 誰もが通り過ぎていく


暗闇の中に扉がある

すべての血が流れ落ちる前に


見開いた瞳で暗闇の向こう側へ

打ち込まれた痛み 引き抜いた叫び

まだ生きているのなら

まだ心を殺されていないなら


誰にも決めさせちゃいけない

その心が未来を描けないなんて


心の中の子供がまだ泣いているのなら

そのナイフを引き抜いて 始まりを叫んで

血を流す心しか知れない優しさがある


さぁ 歩き出して 血まみれの心で

みんながキミを待っている


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"時々思うんだけどさ、人生の始まりって実は選べないんじゃないかな。

 10代の頃って、とりあえず物心がつき始めたぐらいからいろんな

 悪意に直面してボロボロになるじゃない。そこから立ち直ってIdentity

 を確率していくわけだしね。

 そうやって克服してようやく自分の人生の始まりって選べるように

 なるんじゃないかなって思う”

 (1997年の記録より抜粋)


狂った世界なら戦うまでのことでしょ。

10年前も10年後も。