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雨を待ち 太陽に焦がれ 僕達は旅してきたね
自分の想いだけを信じて 巡り会いを求めて
強くなったはずなのに また強さを求めて
待ち焦がれるだけで出会いなんて望めないから
心の傷をおさえて手をのばしてほしい
まだ冷たく 震えている 二人の手
かさならなければ 温もりは生まれないから
自分探しの切なさに疲れた後で
とどまることが出来ない事に気付いた日から
君はただ一人美しくなっていったんだね
涙のなかで前を向く辛さを知る人だから
今日は君の愚痴につきあうよ
暖かく微笑むだけで ただ通り過ぎてゆくだけの人生にしないで
誰もが家路を急いで 道を見失うけれど
帰れる場所は自分で創るしかないのだから
気付いてほしい この世界に果てなんてないことを
少女の君は傷ついたの 大人の君は優しくなれたの
少年の僕は傷ついていたよ 今も自分は優しくないけど
精一杯の優しさを君に
悲しく俯いて また前を向いて 僕達は年老いていく
誰もが輝きを求めて いつからか思い出にすがって
僕達の旅もいつかは終わるのだから
今告げて欲しい 一人旅に疲れたことを
限られた永遠を踊るより ここに花を咲かせよう
ここに生きる日々を故郷に変えていこう