1998年の記録より-人生の決着とは-
人生の決着とか集大成っていうのは、もの凄く辛いし、孤独だし、
残酷なものだなと。それはやっぱり理想でも夢でも青春でもないわけだから。
あんまり楽しいものではないね。
結局、報われるか報われないも含めて全部その都度自分と戦って、
葛藤して創っていかなければいけないしね。
立ち止まったり、諦めたりしたら、そこで自分の人生を失うわけだから。
それはやっぱり、自分一人しかいない孤独な試練の道だなと。
7割か、8割か、もしかしたらそれ以上の時間を割に合わない、
やりきれない思いをして進むわけだから。
希望なんてほんの一瞬しかないわけだから、実際。
後はもうプライドと使命感しかないわけだから。
それは自分に課したものでもあるんだろうし。
でも、その人の中で戦っている自分ってやっぱり1人しかいないわけだから。
それはもうそういうものとして見るしかないんじゃないのかな。
だから人生の決着っていうのは、
結局そういう日々の中で自分の中にどういうものを築いてきたかでしかないと思う。
そしてそれに対して自分がどういう気持ちを持つかってことだろうな。
まぁ、わかりやすいハッピーエンドじゃなくても、納得はしたいよね。やっぱり。
自分の中で納得できればそれがベストなんじゃないかなと。
まぁ、付け加えて言うならば、そういう生活の中でも親愛とか、
自分の人生の建設性ってもんも意識しなければいけないよねと。
伝説を創ろうというやつです。
それは語り継がれる伝説とかそんなんじゃなくて、
そういうもんが残ったなりにどういうものが生まれてくるかってこと。
それはもの凄く孤独で残酷な道なんだと思うよ。
実際そういうふうに進んできたしね。
でもやっぱり人生の決着への道ってそういうもんだなって思うな。
まぁ、最後は笑ってたいけどね。