ドラクエ1は、リムルダールまで行きました。
リカントつええええ…
鎧を買うために貯金しているので、デスペナでお金が減るのが嫌で、死んだらリセットをしてるんですけど、タイトル画面が出る度に、やっぱり縦縞ノイズが気になってしまいます。
縦縞対策はしないと、明言していたにもかかわらず、堪らずやっちゃいましたよ!
検索すると沢山出てくるオーソドックスな、PPUの21ピンをカットして、トランジスタのベースと直結する方法です。
↑もっともらしく書いてますけど、それが一体、何のことやら、どういった理屈でノイズが軽減されるのか、そもそも、PPUとかトランジスタという物自体、正しく理解していない真性文系の私には、全くもってちんぷんかんぷんなので、先人の知恵をそのまま丸パクリです。
縦縞対策の為の回路を組むとか、材料費を掛けるとか、材料の調達が難しいとかだったら嫌だなと思って、縦縞対策はしないつもりでいたのですが、やり方を見てたら、何だか簡単そうだったので。
参考にしたのは
とか
ちなみに、私が改造したファミコンは、いわゆる後期型で、HVC-CPU-GPM-02という基板なのですが、これも細分化すると、色々パターンがあるらしく、基板裏(半田側)の端のシールド付近に書いてあるのを見ると、どうやら02Dでした。
上のサイトで、02基板で、PPUの21ピンカットだけでは縦縞が消えない物があるとのことで、参考サイトでは、手持ちの何パターンかの02基板で試した結果、02Hだけが消えなかったとのことでしたが、02Dについては、未検証でした。
うん。
とりあえず、やってみよー!
本当は、元のトランジスタ(2SA937を)使い回したかったんですが、そのままだと上手く半田が吸えなくて足を切ってしまったし、コテを当て過ぎてトランジスタを壊してしまっている懸念があったので、別のトランジスタに交換してます。
2SA937は、今は売ってないのでしょうか?
私は、ちょっと見付けられなかったので、2SA1015を買って、そちらを21ピンと直結しました。
結果は…
【未対策】
どうやら、02Dも効果が無い基板だったようです。
しかし、私には、もう一つの秘策があるので動じません。
もう一つの対策方法は、積層コンデンサでバイパス、いわゆる、パスコン追加ってやつです。
これも、参考サイト丸パクリですが、これは効果絶大らしいので、期待が持てます。
2.2μFの積層コンデンサを買って、参考サイトの図解通りに半田付けしました。
すると…
凄い!縦縞がほとんど分からなくなりました!
画面に近付いてよく見れば、薄っすらと縦縞が見えますが、これは、縦縞が消えたと言って良いレベルだと思います。
ちなみに、21ピンのバイパス無しで、積層コンデンサを付けただけでは縦縞が消えないらしいので、やはり、21ピンのバイパスは、それはそれで、やるべき対策方法みたいですね。
それに、よく見比べれば、無改造より21ピンのバイパスをしたほうが、色味が鮮やかになっています。
いやー、感動です!
こんな簡単に、気になる縦縞ノイズが解消出来るなんて!
もう一度、比較
【before】
配線は、こんな感じに収めてます。
(パスコン取り付け前の写真ですが…)
本体に穴を空けて、LEDを差し込んでいるだけ。
本当は、裏からグルーで留めたいんですが、付けちゃうとメンテナンス性が悪くなるので、中を開ける可能性がある内は、このままにしておきます。
2コンのハムノイズも、接点の清掃で改善されたものの、それでも、マイク付近に触れたり、マイクを完全にOFFにしたりすると、まだノイズが入るので、別のファミコンから2コンを移植しました。
こちらの2コンは、マイク付近に触れても、マイクをOFFにしても、全くハムノイズが入らないのです。
郵便事故でガワが破損して再購入したり、付属の新品の小型アダプタが目当てでジャンク本体を買ったりしたので、手持ちのファミコン本体が複数個になってしまいましたが、綺麗そうな部分を組み合わせて、もう一台、今度は違う回路でAV化改造をやってみようと思っています。
ちなみに、ゴム足が劣化して剥がれてしまっていたので、ホームセンターに10mmのゴム足を見に行ったのですが、ゴム製の物はサイズが無く、スポンジのような素材の足を買って来て貼り替えました。
プレイ中に本体が動いてしまってバグることが予防出来ると思います。