本体と一緒に実家から持ってきたポケモンサファイアですが、十年以上経過して、内蔵電池が切れてしまっていたようで、ソフトを起動すると、「でんちぎれのために とけいがうごかなくなりました」とのメッセージが出ました。

そういえば、RSの頃には、1日一回のイベントや、時間帯限定進化などがありましたね。

DS版では、時計はDS本体で設定されていますが、GBAでは、ソフト側で設定・記憶しているようです。

調べてみると、どうやら内蔵されているのは、100均でも買えるメジャーなボタン電池、CR1616らしく、その交換手順もめちゃくちゃ簡単そうだし、既にメーカー修理が終わってしまったようなので、自分でやるとこにしました。

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いきなり交換完了!

右上が取り外した電池です。
Panasonicのものでした。

新たに用意した電池は、100均で買ってきたのですが、一応、有名国内メーカー品をチョイスしておこうと、三菱のを買いました。

元々内蔵されていたボタン電池は、ただのボタン電池ではなくタブ付き電池なので、端子部分が電池に接着されていて電池と一体になっているのですが、精密ドライバーのマイナスを隙間に入れて、テコの原理でこじるとパキッパキッっと音がして外れます。

表面に見えているのがマイナス側で、裏にはプラスの端子が付いているので、同様に外します。

思っていた以上に、簡単に外れました。

端子部分は、薄くて柔らかいので、外す工程でクニャクニャっと曲がってしまうので、ペンチなどで真っ直ぐに元に戻して、端子と電池をテープでしっかり留めれば完成です。

もし、プラスマイナスがどちらか分からなくなっても、基盤に書いてあります。

本当は、ビニールテープの方が良いような気もするのですが、身近にあったセロテープで固定しました。

ちなみに、元々内蔵の電池と同じと思われるタブ付き電池はAmazonに売ってました。

半田の吸い取りと半田付けに自信があって仕上がりにこだわる場合は、基盤から半田を外して丸ごと交換したほうがキレイだと思います。

電池交換が済んだら、ガワを元に戻して、起動確認。

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でんちぎれのために とけいがうごかなくなりました」のアラートが出なくなりました。

セーブデータも消えていません。

GBAのソフトのセーブは、フラッシュメモリなので、電池を外しても記憶が消える心配はありません。

レポートを見ると、全然やりこんでないですね。

あ、ちなみに、このSPは最近ヤフオクで安く落としたものです。

外装は結構傷があり、画面にゴミの混入もありますが、外装交換するつもりなので、状態にはこだわりませんでした。

只今、シェルの到着待ちです。

GBAのソフトの分解は、ネジ一つなんですが、このネジがY字の特殊ネジになってます。

私は、元々、変換名人の特殊ネジ用のドライバーセットを持っていたので、その中に合う物がありました。

31 in 1なので、大概のものは対応出来ます。
値段もかなり安く、磁性がしっかりしているので、グリップからビットが抜けたり、ネジを落としたりせず、使いやすいと思います。

無印ゲームボーイやGBCのソフトも、電池の種類が違うだけで、同じように交換出来るようです。

作業時間10分以内の、簡単修理でした。