標準で搭載されているCore 2 Duo P8400(2.26GHz)を同T9600(2.80GHz)に換装してみました。
と、ここで問題発生。
一つのコアで、「Intel Processer」と「プロセッサ」の両方にドライバを当て直します。
このモデルは、CPUに辿り着くまでに、ほぼ全バラしなので、なかなか骨が折れました。
CPU換装後、BIOS画面を開くと、ちゃんと認識されています。
本当は、最上位のT9900にしたかったんですが、国内でも海外でも、4〜5,000円してしまうので、そこそこのところで、T9600にしました。
こちらは、AliExpressで送料込みの1,300円くらい。
古いPCなので、極力お金を掛けたくありません。
換装後のエクスペリエンスは、こんな感じ。
思っていた以上に伸びました。
と、ここで問題発生。
というか、前の記事に書いた事象が、CPUを換えたことにより、再び起こるようになりました。
ACアダプタを接続していると、電源が落ちてしまうのです。
でも、もう対策は分かっているので、ここは慌てず、バッテリのみで起動させ、プロセッサのドライバを当て直します。
デバイスマネージャを開き、
プロセッサの項目の、CPUコアのプロパティを開きます。
右クリックもしくは、ダブルクリックです。
プロパティの画面から、ドライバーの更新を選択すると、ドライバーの検索方法の選択画面になるので、下の「コンピューターを参照して…」をクリック。
ドライバーの検索場所の指定画面になったら、「コンピューター上のデバイスドライバーの一覧から選択します」をクリック。
「Intel Processer」を選択して次へ進むと、ドライバーの再インストールが始まります。
終わったら、また同じ手順でこの画面を開き、今度は「プロセッサ」を選択して次へ進む。
一つのコアで、「Intel Processer」と「プロセッサ」の両方にドライバを当て直します。
このCPUはデュアルコアで、コアがもう一つあるので、同様に、「Intel Processer」と「プロセッサ」のドライバを更新、つまり、計4回この作業をする必要があります。
再起動を要求されたら従って、以後は、ACアダプタを挿していても電源が落ちなくなりました。
これは、EX63Hに限らず、dynabookでは良く見られる事象のようですが、何故、これで直るのかは、思いっきり文系の私には、さっぱり分かりません。
まだクリーンインストール直後で、ゴミや余計なアプリが全く入ってないからというのもあり、もともとそんなに動作が重くは感じないのですが、CPU換装後、起動は速くなったと体感しています。
ジャンクで入手したノートPCですが、ここまでかかった費用は、
本体→2,000円(バッテリ、ACアダプタ付属)
別途HDD→2,900円
無線LANカード→2,000円
CPU→1,361円
あと、新品の互換バッテリをAliExpressで注文済みで、到着待ちです。
1,728円
計 9,989円
バッテリは付属していたものの、やはり容量が少しへたっていて、1時間弱くらいしか稼働しないようですが、カタログ値では、もともと1時間40分程度みたいですね。
互換バッテリは、純正品より容量が大きいようなので、早くバッテリを交換したいです。
しかし、この世代のノートPCが、約一万円に見合っているのかは疑問ですね。
まぁ、カスタマイズして遊べてるので良しとします。