標準で搭載されているCore 2 Duo P8400(2.26GHz)を同T9600(2.80GHz)に換装してみました。

このモデルは、CPUに辿り着くまでに、ほぼ全バラしなので、なかなか骨が折れました。

CPU換装後、BIOS画面を開くと、ちゃんと認識されています。

{CA85C505-EEE3-4D04-B80B-3A63819E84B4}

本当は、最上位のT9900にしたかったんですが、国内でも海外でも、4〜5,000円してしまうので、そこそこのところで、T9600にしました。

こちらは、AliExpressで送料込みの1,300円くらい。

古いPCなので、極力お金を掛けたくありません。

換装後のエクスペリエンスは、こんな感じ。

{540CE5E0-9F1A-4B03-9496-054EAAFCBFF0}

{1B0B8CF1-B98A-4DB2-BED9-C3E573AF75F6}

換装前は

{AF80C076-04DD-4257-9BAE-F46B6A44738D}

プロセッサの項目が、5.9から6.4と0.5ポイントアップです。
思っていた以上に伸びました。

と、ここで問題発生。

というか、前の記事に書いた事象が、CPUを換えたことにより、再び起こるようになりました。

ACアダプタを接続していると、電源が落ちてしまうのです。

でも、もう対策は分かっているので、ここは慌てず、バッテリのみで起動させ、プロセッサのドライバを当て直します。

デバイスマネージャを開き、

{1D3F2191-7CDB-4A1B-90CE-BD6ECF863704}

プロセッサの項目の、CPUコアのプロパティを開きます。

右クリックもしくは、ダブルクリックです。

プロパティの画面から、ドライバーの更新を選択すると、ドライバーの検索方法の選択画面になるので、下の「コンピューターを参照して…」をクリック。

{E156C5AF-AD78-44B2-B031-68D1E712D227}

ドライバーの検索場所の指定画面になったら、「コンピューター上のデバイスドライバーの一覧から選択します」をクリック。

{51DB7A4C-8C4C-43B7-85E0-D0BAFD3A13D5}

「Intel Processer」を選択して次へ進むと、ドライバーの再インストールが始まります。

終わったら、また同じ手順でこの画面を開き、今度は「プロセッサ」を選択して次へ進む。

{38C7E3DF-299D-4EDB-9723-7027EB6387FB}

一つのコアで、「Intel Processer」と「プロセッサ」の両方にドライバを当て直します。

このCPUはデュアルコアで、コアがもう一つあるので、同様に、「Intel Processer」と「プロセッサ」のドライバを更新、つまり、計4回この作業をする必要があります。

再起動を要求されたら従って、以後は、ACアダプタを挿していても電源が落ちなくなりました。

これは、EX63Hに限らず、dynabookでは良く見られる事象のようですが、何故、これで直るのかは、思いっきり文系の私には、さっぱり分かりません。

まだクリーンインストール直後で、ゴミや余計なアプリが全く入ってないからというのもあり、もともとそんなに動作が重くは感じないのですが、CPU換装後、起動は速くなったと体感しています。

ジャンクで入手したノートPCですが、ここまでかかった費用は、

本体→2,000円(バッテリ、ACアダプタ付属)
別途HDD→2,900円
無線LANカード→2,000円
CPU→1,361円

あと、新品の互換バッテリをAliExpressで注文済みで、到着待ちです。
1,728円

計 9,989円

バッテリは付属していたものの、やはり容量が少しへたっていて、1時間弱くらいしか稼働しないようですが、カタログ値では、もともと1時間40分程度みたいですね。

互換バッテリは、純正品より容量が大きいようなので、早くバッテリを交換したいです。

しかし、この世代のノートPCが、約一万円に見合っているのかは疑問ですね。

まぁ、カスタマイズして遊べてるので良しとします。