前回の記事の続き

です。

 

 

アメリカの心理学者

ロジャーズの理論から

 

悩みが起こる状況は、

 

セルフイメージと

合わない現実に直面する時

 

ですが、

 


 

今日は、この自己概念と経験が重ならない

 

「拒否」

 

 

について考察したいと思います。

 

 

周りの人に

「優しいね」と言われるのに

 

「自分は優しくない」

 

と頑なに思っているとか、

 

 

「自分は人付き合いが苦手」

 

と思っている人が

 

性格診断で

「あなたは社交的」

という結果に

当たらないと結果をスルーしたり、

腹を立てたり

 

 

そんな状況が

この「拒否」を学んだ時に

思い浮かびました。

 

 

人から言われたこと

診断結果

など、それを受け入れない時、

 

その理由は、

 

①理想の自分と違うから

 

②ありのままを出して

失敗した経験があるから

 

というのが

私がセッションをしていて

よくあるパターンだと思うところです。

 

①の理想の自分と違うから

というのは、

 

例えば、

 

「優しい人」=「自分がない」

「優しい人」=「人に合わせる」

 

という価値観を持った人の理想は

「自立している自分」の場合、

 

優しい自分は、

理想とは相容れないので

他人から「優しいよね」

と言われても

その意味を精査する前に

シャットダウンする

 

みたいなことが起こります。

 

 

この場合、

「優しい」と周りから言われる経験

を自分の中に取り込む方法は、

 

 

「優しさ」の定義が偏っている時は、

その視点を持っていることに気づく

(この時、なんでその定義を持ったのか

まで語れると、より自己理解が深まります)

 

または、

 

理想の自立している自分に

優しさの要素を加える

(理想の適正化)

 

ことです。

 

 

 

 

②のありのままを出して

失敗した経験があるから

というのは、

 

例えば、

 

自分が楽しくて

みんなを巻き込んで遊んでいたら、

いつの間にか輪から外されていた

 

そんなトラウマから

みんなとワイワイすること全般が

心が痛むこと

に書き換えられてしまって

 

ワイワイすることを避けることで

(痛みに触れなくて済む)安心を

生み出している

 

というようなことがあったりします。

 

 

この場合は、

 

純粋に人と交わることに対して

楽しさを打ち消す理由をつけて

避けていることに気づくこと

 

(勇気のいる作業ですが)

痛みに気づくこと

 

すると、

ワイワイすることが好き、

「社交的な自分」が見えてきて、

 

見聞きした診断(経験)を

自分の一部として

受け入れられていきます。

 

 

①の場合も②の場合も、

経験と、自己認識が融合していく過程は、

 

それまでの自分が頑なに守ってきたものや、

 

直視しないように

無意識に避けてきたものが

 

顕在化していく過程です。

 

その過程を経ると、

今までとは一皮剥けた自分が

再構築され、

自己認識がより高まっていきます。

 

キャリアコンサルタント養成講義の中で、

教えてくださっている先生の言葉を借りれば、

 

自己認識は、

都度自分を棚卸しして見つつも

固定化させないこと。

 

 

自分の周りの環境も変わるし、

自分の年齢も立場も

変わっていく中で、

都度『溶かして』再構築することが

大事なのです。

 

 

自己認識を変えざるを得ない時、

大抵は、

 

モヤモヤだったり

現実的に今まで通り物事が回らなくなったりします。

 

そんな時は、

カウンセラーの扉を叩いて見てください。

 

「あなた」を

もっと生きやすくする「あなた」に

再構築するお手伝いができます。

 

 

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さとこのセッションでは、

無意識に経験をないことにしている部分から、

ポテンシャルを見つけます。

 

9月セッション枠

まもなくスケジュールオープンします。

 

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吉澤さとこProfile

 

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魅力構築®アドバイザー


お茶の水女子大学卒業後、
都市銀行SIerにてSEを経験後、
東京都に入都。

最短で昇進ルートに乗るも、
体調を崩し離脱。
15年間の都庁のキャリアを手放し退職、
起業。


「やりがいを持って
心から情熱を傾けられる仕事がしたい」

そんな思いだけを持って
ビジネス知識ゼロで起業するも鳴かず飛ばず。


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それまで全方向頑張りすぎて
エネルギーが枯渇していたことに気付き、
自分自身にまるごとOKを出せたこと

人生で成功や肩書き以上に
とても大事にしていたこと、
人生でやりたいことが

クリアになった経験から、
 

魅力構築®︎アドバイザーとしての
活動を決意。


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