試合を終えて、帰ってきた子どもへの接し方。 | セイントグループ代表 ~すべてはこどもたちのために~
試合を終えて、戻ってきた子どもに対してどのように接すればいいのでしょうか? 

JFAのプロジェクトコンサルティングディレクターのダビッド・エルナンデス氏は「3つの質問をしてほしい」と言います。
 
 
[試合後の子どもにしたい3つの質問]
 
質問1「試合は楽しかった?」
質問2「自分のプレーはどうだった?」
質問3「結果はどうだった?」
 
 
「最初にしてほしい質問が『試合は楽しかった?』と聞くことです。これはもっとも重要な質問です。

そのとき、子どもが『2対1で勝ったよ』と結果について答えるかもしれません。

そうなった場合、結果に関して聞いているのではないので、再度『楽しかったかどうか』を質問してみてください。

そこで『楽しくなかった』と答えるのであれば、注意が必要です。

『どうして楽しくなかったの?』と掘り下げて聞いてみましょう。

もしかしたら、サッカーがそれほど好きではないのかもしれません。

チームを気に入っていないかもしれません。

監督やチームと合っていない、他にやりたいことがある……といった状況かもしれません。

大切なのは、サッカーをして楽しく過ごすこと。楽しくないのであれば、なにか解決策を考える必要があります」
 
最初に「サッカーを楽しめているか」を確認したら、ふたつ目の質問です。ここでは自分のプレーについて尋ねます。
 
「ふたつ目に、『自分のプレーはどうだった?』と聞いてみてください。

『今週やった練習の成果は出た?』という聞き方も良いです。

ここでも『2対1で勝ったよ』と結果について答えるかもしれません。

しかし、そうではなくて『自分のプレーはうまくできた?』と聞いてほしいと思います。

直近のトレーニングでサポートのコンセプトを学んでいるのであれば、

『サポートはしっかりできた?』や、パスのコンセプトを学んでいるのであれば、

『パスはうまくできた?』と聞いてほしいです」
 
日々のトレーニングで学んでいることが、試合で発揮できたか。


育成年代は結果だけではなく、内容も重要です。トレーニングを通じてサッカーを学び、

試合でトライすることで選手として成長していくのです。
 
「サッカーを楽しめたか、自分のプレーはどうだったのかを尋ねた後、最後に結果を聞きます。

しかし多くの親は、質問の順番を逆にしています。

家に帰ってきたとき、最初に『結果はどうだった?』と聞いてしまうのです。

サッカーをやっていたとしても、子どもは子どもです。小さな大人ではありません。

何よりも、子どもたちが楽しく過ごすことを考えなければいけません。

たとえ勝ったとしても、良いプレーをしたとしても、本人が楽しく過ごせていないのであれば、

意味がないものになってしまいます。

たとえ試合に勝てたとしても、自分が学んだプレーを出すことができていなければ、

近い将来、勝つことができなくなってしまうでしょう。

スペインにも、子どもに対して怒鳴る指導者はいます。

ですが我々サッカーサービスは、トレーニングをするときは“子どもは子どもとして扱うべき”だと思っています。

落ち着いた環境の中で、しっかりとサッカーを学びながら楽しく過ごすこと。

それこそが、もっとも大切なことだと思います」




いかがでしょうか?

早期から教え込み個の育成にクローズアップしたコーチングが主流のように思われがちな現代

だからこそ、自分のこどもたちの将来を潰さないように気をつけて見守りたいと改めて気づかされますね。


では。