国際連合に対して、「大国主導過ぎだ」「もっと、小国の権利を拡大すべきだ」という声を聴く。
もちろん、理想的な世界はそうだろう。
だが、国際連合と国際連盟の違いを考えてみたとき、あるいは、カントが理想とした組織との違いを考えたときに、その話は、まったくもって現実性がないと言わざるを得ない。
国際連合は、国際連盟の反省からおこった。
大国が参加しない、あるいは脱退することによりこういう組織は簡単に意味をなくしてしまう。
国家は、暴力を独占的に有してるのに比べて、国際社会では、究極の権力が暴力を独占しているということはない。
つまり、暴力=軍事力に長けた大国が、自分勝手にふるまおうとし、それに対抗するだけの力を組織が持てない時には、簡単にこのシステムは崩壊する。
大国は、自分の意に沿わない仕組みなど、脱退してしまえばいい。
そしてそのことで、システムは崩壊してしまう。
現実的な問題として、国際連盟は大国をとどめ、システムを維持していくためには、大国にとって都合のいい組織とならざるを得ない。
現実的に、オバマ以前のアメリカは国連を脱退し、アメリカを中心とした民主国家連盟を新たに組織するという議論が盛ん でした。
国際連合が、大国に対して何らかの牽制機構となるには、かえって大国に有利な制度である部分を残さざるを得ないというのが、現実なのです。
もちろん、理想的な世界はそうだろう。
だが、国際連合と国際連盟の違いを考えてみたとき、あるいは、カントが理想とした組織との違いを考えたときに、その話は、まったくもって現実性がないと言わざるを得ない。
国際連合は、国際連盟の反省からおこった。
大国が参加しない、あるいは脱退することによりこういう組織は簡単に意味をなくしてしまう。
国家は、暴力を独占的に有してるのに比べて、国際社会では、究極の権力が暴力を独占しているということはない。
つまり、暴力=軍事力に長けた大国が、自分勝手にふるまおうとし、それに対抗するだけの力を組織が持てない時には、簡単にこのシステムは崩壊する。
大国は、自分の意に沿わない仕組みなど、脱退してしまえばいい。
そしてそのことで、システムは崩壊してしまう。
現実的な問題として、国際連盟は大国をとどめ、システムを維持していくためには、大国にとって都合のいい組織とならざるを得ない。
現実的に、オバマ以前のアメリカは国連を脱退し、アメリカを中心とした民主国家連盟を新たに組織するという議論が盛ん でした。
国際連合が、大国に対して何らかの牽制機構となるには、かえって大国に有利な制度である部分を残さざるを得ないというのが、現実なのです。